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クローン病と闘わない歴40年しぶとく生きる、なゆたのブログ

クローン病と聞かれて、「えっ、あの羊の?!」って未だに囁かれながらも反論せず、偏見にも負けないおじさんの本音

線路に落ちる

2018年12月25日 01時07分42秒 | CD(クローン病)
もう前の話なんだけど、丁度12月25日に
悲しい出来事があった。


それは、東京の新宿駅から多摩方面、高尾山口
行きの京王線、桜上水駅下りホームでのことだった。


もう、クリスマスが終わったから語れるんや。


その時彼は、友人の女の子が歌うため、応援で
クリスマスパーティーに呼ばれてた。


渋谷か六本木か忘れたけれど、
結構店の中はいっぱいで、盛り上がってた。


結局、お友達は2位で、
1位は定番の今はなきワム!のラストクリスマス
だった。


ほとんど立食だったんだけど、楽しくて


近くにいた知らない子と目があって、


なんか、出ようかみたいな雰囲気になってた時に、


何となく調子もよくなかったんだ。


何がって、彼の腹が!


それで、気がノリノリになってしまうほどの
美女でも無かったんで、1人で先に帰った。


京王線は、遅い時間によく桜上水駅で各駅停車の
連絡待ちあり。
ほとんどひと気のないクリスマスの
その時間、ホームでベンチに座ってた。


それから、何となく立ち上がったその時、
なんと、超速ブラックアウト。


彼は、体だけがわからぬ方向に動いていくのを
ただ感じていた。


体がちゅうに浮いて、
途中から意識無くなってたそうだ。


すぐ誰かが叫んだらしく、
彼の気が付き始めたのは、線路に横たわる自分を
起こしてホームに上げようとしていた駅員さんが
見えたときだった。


本当に力なく落ちたらしく、
どこにも怪我が無かった。


駅員が救急車呼ぼうとしてたが
静止して、よくあることなんで、と
わけわからぬ言い訳をし、しばらく駅舎で
休ませてもらい、彼は自分の弟に車で迎えに
来てもらった。


彼は、ああ、また腸管内で出血かよと、思いながら
心はお持ち帰り出来なかった女の子のことが
96%を占めていた。


彼は言う。
IBD諸君、下血、腸管内出血しやすい時に、
血圧上げる行為はいかんぞ。


線路におちる。


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