やつ。

５２時間前。

「只今、帰りました。」

女は、家に帰るなりつぶやいた。

ベットの上には、男が待っていた。



２５時間前。

「只今、帰りました。」

女は、家に帰りつきつぶやいた。

今日は男と一緒に帰ってきた。



そして・・・

１時間前。

「只今、帰りました。」

女は、家に帰りつき、つぶやくことができなかった。


でるのは、ため息ばかり。


腰の痛みや頭痛・・・

女は、疲れていた。

ぼろぼろだった。



８時間前。

女は突然、襲われた。

「やつ」に。


やつは毎月私の元へ突然やってきて

私を困らせていた。

いやだといっても、許してくれなかった。


私が、涙が出るほど痛がっても

呼吸が荒くなるほど苦しんでも

執拗に私を責め続けた。


私は、かたいアレを口にいれて対抗をするが、

一向にやつからの責めはとまることはなかった。


「あぁん・・・」

「もぅ、堪忍して・・・」


そして、今日も私は、ぼろぼろになって帰ってきた。




ねぇ、どうして。

どうして私をそんなに、責めるの？









生理痛・・・







硬いバァファリンを飲んで対抗するも

ぜんぜん痛みがおさまりません。


「あぁ、もぉ、堪忍して。」



□追伸□

　そんないいながらも、やつがくると
　安堵のため息を漏らす２３歳不純OL。


　こないならこないで、あえぎ声が止まりません。あぁん。（マテ