しまった!!!
うっとうめき声をあげながら自分を切ったワザトリの心臓を撃ち抜いた。
小夜「なんかさっきより鈍くなった。もうしまいだか……はは……」
自分の衰えに乾いた笑いが漏れた。
心の奥底で駿城の人たちが助けに来てくれると願っていることも気づかず。
足が……
腕が……
体が……
だんだんと動かなくなってくる。
さっきから噛みつかれても切られても、ただ痛いだけだったのが、本当に手足が上がらなくなってきてる。
ゲホッゲホッ
肩と脇腹に噛みつかれた、血反吐が口から漏れる。
小夜「あぁー!!邪魔なんだよ!!!」
体にまとわりつくカバネたちを撃ち抜いた。
いまの私はすごい顔をしてると思う。
ガタッー
何かが崩れた音が聞こえた。
音のした方を見ると、崩れかけてた建物の鉄骨が自分の頭上にあった。
ガッシャン!
鉄骨の無機質な音が響いた。
うっとうめき声をあげながら自分を切ったワザトリの心臓を撃ち抜いた。
小夜「なんかさっきより鈍くなった。もうしまいだか……はは……」
自分の衰えに乾いた笑いが漏れた。
心の奥底で駿城の人たちが助けに来てくれると願っていることも気づかず。
足が……
腕が……
体が……
だんだんと動かなくなってくる。
さっきから噛みつかれても切られても、ただ痛いだけだったのが、本当に手足が上がらなくなってきてる。
ゲホッゲホッ
肩と脇腹に噛みつかれた、血反吐が口から漏れる。
小夜「あぁー!!邪魔なんだよ!!!」
体にまとわりつくカバネたちを撃ち抜いた。
いまの私はすごい顔をしてると思う。
ガタッー
何かが崩れた音が聞こえた。
音のした方を見ると、崩れかけてた建物の鉄骨が自分の頭上にあった。
ガッシャン!
鉄骨の無機質な音が響いた。