何だか 分かりますか
一枚の銅板を 叩いて 叩いて
形を変えます
一枚の銅の板から できたものです
繋ぎ目などないのよ
銅板を叩くと 伸びて薄くなるイメージじゃないですか?
違うのね
ただ叩いて伸ばすのではない
形を整え 厚みを整え
強く 硬くしていくんだそうですよ
深い
叩いた銅を 秘伝のタレに潜らせて
焼きます
これ 本当に秘伝のタレ
お味噌とかお塩とか 入っているんですって
銅は叩くと硬くなり 焼を入れると軟らかくなるのだそうです
木製の台座の上にお座布を敷いて
腰かけて作業していらっしゃいました
真ん中のニョキッと出た棒の先
叩くものによって その形状が違い
その数 なんと200種類!
そして 台座の後ろにかかっている木槌&金槌
これらも その作業によって使い分けられ なんと300種類!
職人さんたちは ひたすら叩く 叩く
黙々と 厳かに叩いていました
ひとつひとつ 手で施す工程が
200年に渡って受け継がれてきたと思うと
「伝統」て 一言では片付けられない…
どなたにも 工場を見せてくださいます
新潟の逸品を 堪能してみてください
無形文化財 鎚起銅器 玉川堂こちら
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