GID_彼と彼女..と私のこれから

彼が<彼女>に変わっていく日々。私はどうしたらよいのか_戸惑う日々を綴ってまいります。

噂話

2006年10月18日 | 二人のこと
私の事務所も、運営というより経営という言葉を念頭に置かなければならなくなり、大きなプレッシャーを感じている。
このようにスパンの長い仕事の場合、常に先々の予定が入っていないとかなり不安になってくる。
そこで以前の勤務先などを通じての業務の拡大も考えている。

<営業活動>___。
とまでいかなくても、ついつい行く先々で仕事を探してしまうこのごろ。。
<頑張ってるね。でも息切れしないように、これまでの仕事を大切にしなさいね>と、アドバイスされることもしばしば。。
今現在進行中の仕事は、来年の秋までに終えるものばかり。
やはり少し焦ってしまう。


そんなやりとりの中、彼の噂話も耳にする。
もちろん、彼と私/二人の話も耳にする(尋ねられる)。

彼の勤務先の業績は順調のようで、彼自身も十分働けているようだ。
あのような主張をしていても、出世らしきものも果たせているのが不思議。。
それほど彼の仕事ぶりは優秀なのだろうか。。
(見下しているのではなく、一時十分な成果をあげられていなかったから)
人望__というものを望むのは、難儀だろうし。。
(女子用制服まで着用していたのだから)

現在は大きな仕事を抱えているらしく、土日関係なく出勤しているとか。
どうりでまともに連絡がないはずだ。
でも元気でやれていそうで何より安心できる。


ホルモン剤を中断し、一年が経つ彼___。
その後ほんとうにやめられているのかどうかはわからないけど、彼の性格上、簡単には再開しないものと思っている。
再開するときは、ほとんど生涯に渡って使用する覚悟をしたときだろう。

私は、彼の薬使用に関して、今はもう口を出す気はない。
彼がどんな理由、どんな考えを以って<肉体改造>に踏み出そうとも、戻らない戻れないことを承知の上ならどうにでもすればいいと思っている。
彼が一言でも愚痴るようなら、私は突き放す言葉でしか彼に応対しないだろう。

ただ医学的な見地からは賛成できないことに変わりはない。
薬の使用で、しなくていい疾患に罹ったり常に臓器や血管障害の不安に晒されること、また寿命を縮める懸念については、素人の私たちが思う以上にリスクが高いことも彼も理解しているはず。
それでも使わずにはいられないのだとしたら、もう好きにすればいい。

ただし何かの病気になったとき、お嘆きになる両親の前でどう彼は思うのか____
治療や闘病中に心配や面倒を親にかけてしまうことを彼はどう想像できているのか___
彼自身も、ほんとうのところはわかっていないだろう。

最終的な手術を考えていないのなら薬の使用はどうかと思う___私の考えは今も変わらない。

噂によると、彼の髪は少し短くなり、ストレスからか太りはじめたことで服装は前ほど女性ぽくないらしい。
体に合わせると、どうしても男物になってしまうのかもしれない。
とにかく客観的にみて、自分に似合うものを身につけていてほしい__。

もう一か月近く顔をみていないように思う。
でも次に会う約束も予定もない。
寂しくはないが、やはり気になる日もある___いろんな話を耳にした今日のような日は。