GID_彼と彼女..と私のこれから

彼が<彼女>に変わっていく日々。私はどうしたらよいのか_戸惑う日々を綴ってまいります。

独りずつ

2006年12月27日 | 二人のこと
日記どころか彼との連絡が滞るぐらいに、秋以降は仕事が忙しい。
完全な休日というのも、ここ一か月あまりの間は確保できていない。
<持病>での通院もついついさぼりがちになっているが、体調自体はさほど悪くはない。
きっと夏以降、彼とのことに一線をひいたことも大きく関係しているのだと思う。


彼はといえば、部署での役割も徐々に重くなり、肩書き以上の仕事をこなさざるを得ない状態らしい。
ここ一年半以上の間、職場で問題になっていた彼の服装や名刺、移動のことなど今や昔のことのようになっているとか。(私の事務所を担当してくれている彼の後輩の話)
といっても、彼の様子は相変わらず____らしい。

 服装、髪型、アクセサリー、鞄、靴ほか、彼の性別意識___。

周囲の人々は、彼に合わすしかないだろ__みたいな目配せを、送りあっているようだ。

そんなの、私なら耐えられないだろう。
困らせたり気遣いさせてることに、腰を落ち着けていられなくなるだろう。
わがまま、偏った執着心、おかまいなしの振る舞い__を思い知らされ、情けなくなるだろう。

でも彼は違うようだ。
周りが気疲れするのもやむを得ず__程度なのかもしれないし、感謝はしていても心のどこかで<周囲の人間の義務>などとも思っているのではないだろうか。
そうでなければ、平然と仕事に没頭できるはずはないと思う。


でももういい。
私の考え方や希望など、彼の中(心)に反映されないことは、よくよくわかっているつもりだから。

彼と個人的な理由で会うことは、半月に一度あるかないか。
ゆっくり食事をする余裕もないし、近況報告に必要な時間を食事に使っているようなもの。

会えば、慣れた安堵感もあるし、リラックスもできる。
でも二人でゆっくりしていたい、どこか旅行にでも行きたい__とは思わない(と思う。。)。

手を握ってほしい、頭をもたしかける肩を貸してほしい、思いっきり温もりを感じていたい__と本能的に彼を求める気持ちがあっても、彼が気付いてくれない限り<成立>することはないだろう。
やはり、悲しいことだと思う。
我ながら、みじめなようにも思う。。

しかしいずれにせよ、彼もそう感じない限りは、どうせ<独りも同然>のこと。


自然消滅を望むわけではないが、行く先がそうであるならそれも仕方がないことなのかもしれない。


2 コメント

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リンクさせてもらいました (とろすけ)
2006-12-29 15:28:28
はじめまして。
夫からgidだと告白されて、悩んでいます。
同じような立場の人のブログをいろいろ読んで、
どうしてこうなったのか、これからどうすればいいのかを考えているところです。
naotonanaさんは、どんなときも彼に対して思いやりの心を持ち続けていらっしゃる。
それが私にはなかなかできないことなので、
とても参考になりました。

naotonanaさんの彼はよほど仕事ができる方なのでしょうね。
周囲の人たちが持つ印象にもかかわらず、
肩書き以上の仕事をこなしているなんて。
そして、naotonanaさんも。自営で忙しいなんて、素敵なことですよ~。彼と仕事の上で同等だというのも、ちょっとうらやましいです。

私のブログのお気に入りからnaotonanaさんのブログにリンクさせてもらいました。よろしくおねがいしますね!
コメント有難うございました (naotonana)
2007-09-20 16:10:31
とろすけさん、コメント有難うございました。
返事が遅くなってしまい、申し訳ございません。

>どうしてこうなったのか
納得がいかないお気持ちはよくわかります。
不思議というか不可解な説明や吐露される事情の内容は、わたしたちを疲弊させるに十分過ぎるものがありますし。
二年半以上経ち、ただひとついえることは、彼等は自分自身のことに必死なあまり、ある種盲目状態になっている__ということです。
その状態が、これからも長く続いていくであろう__ということです。

ご夫妻の場合はまた異なる感情や事情が多く山積されているはずですから、どうかお体には響かないことを願っております。