DVD「かまきり３～韓国官能秘話～」

婚礼が決まっていたタルビ（チェ・ミソン）は、
旅人ペジギ（イ・デグン）に騙され、
結婚前に処女を奪われてしまう。
婚家から追い出されたタルビは、
峠でチルトゥギ（パク・トンニョン)に拾われる。
一方ペジギは、バカなふりをして、
未亡人（ミン・ボッキ）の使用人になることに成功する。

邦題は「かまきり３」だけど、続編ではないようです。
原題は「古今笑叢」といって、意味は、
韓国の古典や言い伝えの中から集めた逸話を集めた本のことらしい。
その本が編集されたのが、朝鮮後期というからすごく古い話。
これも「かまきり」と同じ１９８８年の映画。
ただどちらにもイ・テグンが出てくるのが特徴でしょうか。
タルビを拾ったチルトゥギは“本物のバカ”だったけど…
ペジギは“バカのふり”というちょっとおかしなエピソード。
そして、タルビの運命を変えたペジギとの再会がまたおかしい。
性を描いているけど、文化ともいえないほど昔の話で、
それでも、そんなことがきっとあっただろうと思えるお話。
「かまきり」ほどには特撮映像は入らないし、
変なストーカーのおじちゃんもいないから…
その分ちょっと物足りないけど・・・
「桑の葉」と同じ位に面白かったです。
（卑猥でお下劣だから…誰にもおススメはしませんけど。^^;）
ラストはハッピーエンド？！…といっていいものか？
あまりにバカバカしいけど…古さに免じて大目に見ます。