色の無い季節・・・・!
以前から観てみたかった 映画「標的の村」をやっと観ることができた
なぜ標的の村なのか ショッキングなタイトルにある意味 すくむ思いで上映会場へ
映画が進むにつれて 自分が沖縄について何も知らなかったことを思い知らされた
太平洋戦争遂行 敗戦による米軍の占領から今に至るまで 沖縄の人たちが如何に
非人間的にあつかわれてきたか
沖縄北部に広がる 自然豊かな やんばるの森が米軍の演習地として接収され
ジャングルでの戦闘を想定した演習が続けられていると云う
驚くべきはベトナム戦争中 高江村を含むエリアでベトナムのジャングルを想定し
戦闘訓練のために「ベトナム村」を作り 幼児を含む多くの高江の人々を狩り出して
ベトナム人に見立てて標的とした 今でも高江村の周辺は ヘリコプターの演習空域
になっており低空飛行が繰り返され 夜は11時ころまで高江の小さな明かりを標的
とするような訓練飛行が続いているという
高江の人たちや県民の意見は完全に無視され 高江村を取り囲むようにオスプレイ
のためのヘリパッドの建設が国と米軍によって強硬され 高江の住民に安穏な日々
は無く 生活権そのものが脅かされ 安全な生活が奪われてゆく
なぜ高江村なのか なぜ辺野古なのか・・・・あまりにも知らされないことが多すぎる