雨の大正を歩く
大阪環状線に沿って写真散歩を続けている
大阪の街からどんどん古い建物が姿を消し
マンションやプレハブ住宅に変わり
昭和の面影はだんだんと遠くへ
ホッとさせられる街角はいつの間にか様変わり
今回は大正駅界隈を歩く
この街はまだまだ昭和の面影を色濃く残していると言ってもいい
商店街が街の中を縦横に走りその数は多すぎるのではと思うほど
買い物に不自由することもなく住みやすい街を連想させる
また行き交う人たちも顔見知りが多い様で明るい挨拶の声が聞こえ
濃密な近所付き合いを連想させる
何とも懐かしいご近所付き合いの匂いが伝わってくる街角は
歩いていてホッとさせられる 半面気になる点は
どこの商店街でもみられるシャッターが降りたままの店が目につくこと
この多くの店に支えられてきた人たちはどこへ
雨降りとはいえ人通りの少なさが不安と寂しさを募らせる
街中の過疎の進行か