日本人の平均寿命は
女性が87・26歳、男性が81・09歳。(2017年)
どちらも最高を更新しています。
この結果は女性世界第2位、男性第3位です。
この平均寿命の計算式ってご存知ですか?
ウィキペディアによると、平均寿命とは、
「0歳児における平均寿命」
「不安定な素粒子・原子・原子核などが作られてから、他のものに変化してしまうまでの時間の長さ」
と書いてあります。
ちょっと難しいですが、
0歳時の平均余命のことを「平均寿命」といっているんです。
平均余命というのは、年齢によって違いがあるので、
男性の平均寿命が81.09歳だからといって
いま80歳の人は平均するともうすぐ死んでしまう、
ということではないんです。
ちなみに、2017年のデータでは、80歳まで生きた人の平均余命はおよそ10年だそうです。
計算方法は、
年齢別の推計人口と死亡率のデータを使って、各年齢ごとの死亡率を割り出す、というやり方。
このデータを基に、平均的に何歳までに寿命を迎えるかを出しています。
厚生労働省が発表しているものは、たとえば98歳以上の男性や103歳以上の女性のデータは
寿命統計に大きく影響を受けることから(人数自体が少なくので)除外しているということですよ。
なので、日本の平均寿命については実際より少し短めに計算されているそうです。
いずれにしても年々伸びている平均寿命。
健康に楽しく生きるためには健康寿命(介護なしで自分で生活できる状態)も大切で、
そのためには日々の食生活や適度な運動を心がける必要がありますね。