直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

トロンボーンとらんぺっと

2024年05月01日 | ちょこのひとかけ

トロンボーンはもともとトロルボーンと言い、
トロルの骨を使っていたことから来た言葉です。


というインチキ話を考えたところ、
そういえばトロンボーンとトランペットは
語形がずいぶん近いと感じました。

これは同語源なのでは?
と調べてみたら、どうやらそのようす。

トランペットの元、
トランベ に、大きい語、ォオン! をつけて
トランベォオン→トロンボォン
のようになったとか。

じゃあ、トランペットは何なのか、と言えば。
ストロンボス という貝系の言葉から来ているのだとか。

これは、日本語専門のわたしでも
意味がとれる気がします。

貝で、ストロンボス というのなら
巻貝 を表す言葉ではないのでしょうか。

日本でも戦笛として、ほら貝をふいてしました。
法螺貝。螺旋の『螺』。
巻いてる を意味する言葉です。
洋の東西を問わず、同じ発想、同じ言葉を
使っていると思うと、なんだかおもしろいですね。

料理のストロンボリ は、
食べ物を『巻く』のだそうで、
これも『巻貝』のストロンボスと
共通語源を持つのかもしれません。

とすると、ストロンボスの ストロン は
巻く を意味していて、
これが
ストロン→スタロル→スパイロル で、
英語、スパイラルの螺旋につながるとも
考えられます。


大陸古語はちゃんと調べたら
すっごくおもしろくなりそうですよねえ。
古代遺跡の単語とかにも通じるかもしれませんし……。

まあ、日本の古文だけで手いっぱいですけど。


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