つるぺったという妖精だか妖怪だかをごぞんじでしょうか。
コロポックルよりも小さな小さな姿をしているつるぺったは、
雪の日や、雪が降った翌日に現れ、歩く人が着地する瞬間、
着地場所に駆け込み、足を滑らせて人を転ばせるといういたずらをします。
とても厄介な存在ですが、弱点がひとつだけあります。
真上からの攻撃です。
それ以外のどこからでも衝撃を受け流すほど
高い防御力をもっているつるぺったですが、
真上から踏みつけると、そのままつぶれてしまうのです。
よって、道民はつるぺったを踏み潰すようにして歩きます。
歩き方がわからない人は、いらいらしてわざとドスドスと音を立てて
廊下を歩くような感じにするといいです。
東京も久しぶりに大雪降っていますねえ。