方言研究、古代語研究がまたすこし進んできました。
そんな中で耳にした『いぶりがっこ』。
この語源がわかるかと単語分析してみたところ、
『がっこ』が何かわかりました。
いぶりがっこは単純に分割するならば『いぶり』+『がっこ』とできます。
考えなしの人間は、この『がっこ』を、
『おしんこ』のようなもの、『香』の概念だと説明しています。
……が。
わたしからすれば、これは常識的解釈から誤りだとわかります。
たとえば、
きゅうりを漬けたら『きゅうりの漬物』になるのであって
『きゅうりがっこ』にはなりません。
梅を漬けたら『梅の漬物』になるのであって
『うめがっこ』にはなりません。
鮭と白菜と麹を漬けたら『鮭と白菜の漬物』になるのであって
『鮭白菜がっこ』にはなりません。
一方で、
だいこんを漬けると『がっこ』という言葉が出て、
それを『燻る(いぶる)』と『いぶりがっこ』になるのです。
なら、常識で考えるだけでわかりますよね?
『いぶった』『だいこんのつけもの』が
『いぶり』『がっこ』なのですから
『だいこんのつけもの』≒『がっこ』です。
では、『がっこ』自体の本当の意味はなんなのか。
これは、方言か古代語を知っていれば簡単にわかります。
……が。言語の概念がなければ説明がめんどくさくなるので
ここでは省きます。
興味があれば語源の考え方、あたりを見てみてください。
簡単に言っておけば、
『ばか』の揺らぎ、『ばーか』と『ばっか』は同じもの。
『やーい、ばーかばーか』でも
『ばっかじゃないの』でも
元の単語は両方『ばか』です。
『がっこ』はこんな単語があるわけでなく、
『がっこ』でも『がーこ』でも同じく上流に
語源の単語を持つ、ということです。
言葉を考えるという人間でさえ、揺らぎや語源の概念を持っていないのが
すごくばかばかしい現在です。
2022-02-19 21:07:51
そんな中で耳にした『いぶりがっこ』。
この語源がわかるかと単語分析してみたところ、
『がっこ』が何かわかりました。
いぶりがっこは単純に分割するならば『いぶり』+『がっこ』とできます。
考えなしの人間は、この『がっこ』を、
『おしんこ』のようなもの、『香』の概念だと説明しています。
……が。
わたしからすれば、これは常識的解釈から誤りだとわかります。
たとえば、
きゅうりを漬けたら『きゅうりの漬物』になるのであって
『きゅうりがっこ』にはなりません。
梅を漬けたら『梅の漬物』になるのであって
『うめがっこ』にはなりません。
鮭と白菜と麹を漬けたら『鮭と白菜の漬物』になるのであって
『鮭白菜がっこ』にはなりません。
一方で、
だいこんを漬けると『がっこ』という言葉が出て、
それを『燻る(いぶる)』と『いぶりがっこ』になるのです。
なら、常識で考えるだけでわかりますよね?
『いぶった』『だいこんのつけもの』が
『いぶり』『がっこ』なのですから
『だいこんのつけもの』≒『がっこ』です。
では、『がっこ』自体の本当の意味はなんなのか。
これは、方言か古代語を知っていれば簡単にわかります。
……が。言語の概念がなければ説明がめんどくさくなるので
ここでは省きます。
興味があれば語源の考え方、あたりを見てみてください。
簡単に言っておけば、
『ばか』の揺らぎ、『ばーか』と『ばっか』は同じもの。
『やーい、ばーかばーか』でも
『ばっかじゃないの』でも
元の単語は両方『ばか』です。
『がっこ』はこんな単語があるわけでなく、
『がっこ』でも『がーこ』でも同じく上流に
語源の単語を持つ、ということです。
言葉を考えるという人間でさえ、揺らぎや語源の概念を持っていないのが
すごくばかばかしい現在です。
2022-02-19 21:07:51