直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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火の語源

2024年08月03日 | ちょこのひとかけ

ふと、イグニスというキャラを思い出しました。
火の能力でしたが、何か意味があったんだろうかと
ぼんやり考えていたら、浮かんできたのがイグニッション。
点火のような意味で、火に関わります。

あれ、もしかして、イグニスは何か意味のある火なの?
と思い至ると、引っ張らさったのが火の神様、アグニ。

イグニ ス
アグニ
言葉と概念の共通が大きく見えるので、
おそらく同語源なのでしょう。

ここから導かれるのは、語の基本形
wgn フゥグン

wagni ファグニ→アグニ
wigni フィグニ→イグニ ス
wegno フェグノ→フェーゴ(スペイン・ポルトガル系)
wagna ファグナ→ファイア(英語)

wug フゥーグ→フュール(オランダ)

wu フゥ →フゥ (フランス)
wo フォ →フオ (中国)
wi フィ →火  (日本)

語の揺らぎとしては異常なく収まるので、
あるいは日本語の『火(ヒ)』も大陸語の『火』と同語源かも
しれませんねえ。


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ついでに目に入ったのが、
フィンランド語で火を表す トゥリ。

そういえば、流れ星だかなにかのことをレボントゥリと言ったはず。
このトゥリは火なのでは?
と思って調べたら、レボンが狐で、トゥリが火。

日本だったら狐火で妖怪の周りに飛びそうな感じですが、
フィンランド語ではオーロラのことだそうです。


言葉は……おもしろいですねえ。

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