直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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つめきり

2013年08月12日 | ちょこのひとかけ


むかしからずっと使っていたつめきりが行方不明になりました。
しかたなく、そこらへんにあったものを代わりに使っていますが、
やたらばちんばちんなるし爪は飛び散るし、
切った爪はひっかかりがあるしとすごく使いにくいです。

これはもうお高い爪きりでも買うしかないかと
チラシを眺めていましたが、そういえば爪切りは
高いのを買ったからといって
よく切れるものばかりではないのを思い出しました。

買う前に試し切りでもできればいいですが、
血肉に関わるものは衛生上でも使わせてくれる気がしません。
それならばお高いものを買うばくちなんて
打つだけ無駄という気がしてきました。

そこでどうしようか考えていたら、
つめきりは安い刃物なんだと思い出しました。
皮ポンチの10本くらい、全部ルーターで研ぎ出しましたし、
刃物なら切れ味を増すくらいはわたしにもできるはずです。

というところで今のつめきりの刃を観察してみたら、
光をあててぎざぎざと反射してきました。
ずいぶん丸まっている上に、すこし欠けもあるようです。

思い出せばこれ、昔は余っていたからと
プラ線を切るニッパー代わりにしていたような気がします。
そのせいなどで刃が丸まっていたのでしょう。

でもめんどくさくてのびのびにしていましたが、
爪も伸びてきていい加減まともにきりたくなったので
研ぎ出し作業にかかりました。
どこまでやればいいかよくわからなかったので
とりあえずささっとしあげて切り心地を試してみたところ、
それまでの爪きりとは二つ大きく異なりました。

一つ目は、爪を切るときの音。
今まではばちーんばちーんとものすごい音が鳴っていましたが、
研いだらぱちん、ぱちんという音で切れるようになっていました。
あのすごい音は切れなさによるものだったようです。

二つ目は、爪の飛び散り。
今までは切ったときにものすごい勢いでどこかに飛んでいったため
お風呂場などで使うしかありませんでしたが、
研いだら飛ばずに下に落ちていきました。
あれは切れないものを無理やり力で落としきっていたために、
最後に飛んでいってしまっていたようです。

あとは、やすりをかけなくても爪の断面がきれいで、
ひっかかりがなくなっていたのも地味にいいです。
切れないつめきりは問題だらけでいいところは
爪が切れる以外になかったのだとわかりました。

切れる爪きりは、よいものです。
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