イ
, -―-、 ／/
{ {⌒/ /
_ゝ、 ∨ {／⌒｀ミ、＿＿_
f, /7 ━=三≦ミ、ヽ 、／
／ // / ヽ ヽ ', ヽ
/ / } } } ﾍ ヽ ＼
/ イ // へ ﾘ/ ヽ ヽ ヽ
ﾉ´/ ヽ /" ', ＼ ヽ
_./ { } ヽ ヽ | ヽ ＼!
,. ´ ,' ﾊ ハ }ヽ ', / ｝ ＼
. ´ { ィ_ ヽ､ /斗r=ミ､.} }/ ,' ヽ!
／ -!ﾊ /f､心 ヽ/ Y～j l | リ､ /| ハ }
／ ／ ヽ∧ Yﾝ ゞ-ぅ :} /ノ/{ jノ ヽ!
. { ＿ く__ |ﾘ､´／ ' ／/／/, |j/／ .ｲ从
､ ‐- __ ヽ -― イ／ ｀ヽ
丶､ ￣ .〕＞- ´〃 ハ
丶 ､ ／ 〃 i ｱｲｷｬｯﾁ
｀ ‐- __／, 〃、 Y |
, ´／ /i､ ' , ! }
／:､ v ／:::::::.､ '., ! l
,'::::::::::.､{ ／:::::::::::::::::ヽ､ﾊ l
'､:::::::::::.､'::::::::::::::::::::::::::/:::ｌ l
＼:::::::::::::::::::::::::::::::／￣l l
｀T ⌒´ ￣￣´ | .l
l l |
. ＼ | /', l
. ＼ ﾉ ′l l
＼. / l | l
＼ｒ┐ / | ｌ l
.＼ /Ｖl＼＿ / ﾉ , ≠＝＝=.、 | 'l l
､ / _ｊ:. ∧:.ヽｒ┴ｧ≦彳≧＝=ｚｘ､｀＝.、 l l
＼ /_ム｀ヽ´￣`≦乏ツ {＿＿ }}`==ｿ l l
￣￣￣￣ヽ￣Ⅵ∧:.:.:. ＼､:.: ＼:. ｀ 〃､ > l, l
ヽ l | |.:.:.:. ヽヽ ＼: {{ ＼| l l
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞ どもども。私だ。
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ | 台所の暗い所にあるキウイは心臓に悪いね。
|ハ | （●） （●）/ / ,/ﾚ′
`| ヽ 「)'/|/
ヽ､_ ― _,.ィT/
l 7Eニ::ィ1│
|￣￣￣￣￣￣￣￣ |
_（,,) 始まるよ (,,）_
／ | .| ＼
／ |＿＿＿＿＿＿＿＿_| ＼
､_ ＿
ｨ-‐ ` Y ＜＿＿
＿≦―'´＿＿ _二z<＿
＞ヾ ￣, -‐ ´￣｀┴＜ 今や、漫画の定番となっている、
＜戈､ Y / ＼
>{ / l, ､ , ,l_ ､ ヽ 「おっぱいの小さいヒロイン」
| ゝ{ l｀寸寸T ハT7 } ,､ l
∨ヾﾊ ∨ゝ （●） （●）|ハ| 誰が考えたか知りませんが、
ヾi∨| , |´
ヽT､,_ σ _ ノ 本当に使いやすいキャラです。
| lヽ::ニヨ7l
└l´:::／ヽ |`
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_ と、言うのも、昔の漫画での「ヒロイン」ってのは、
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞ 清廉潔白で、人徳家で、感情控えめ。
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ | 本当に「物語」を作る上ではやり辛いキャラでした。
|ハ |（ー） （ー） / / ,/ﾚ′
`| ヽ 「)'/|/
ヽ､_ ― _,.ィT/ なんていうか、人間っていうより「そういう置物」というか。
l 7Eニ::ィ1│
'ｲ／ヽ::::｀l┘
,_ ＿
､-ー'｀Ｙ ＜,__＿
_＿≦ー`__＿ _二ｚ<＿
＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜
＜之′Ｙ´／ ＼
>{ ,' | ､ , ,. ,.l , ﾞｉ なんだか「演技している」そんな感じでしたね。
| !､{ | 寸寸T ハT７} ｨ, ｌ
′Ｊﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ （●） （●）| ハ|
ﾞｉ|ﾞｉ'(1 ' ／,〉.|
ﾞｉTィ.,_ ／´ ./ノ
│「ィ:／,二ニソ
└l´:/ ,-― ､}
/::ｨ ノｰﾍJ
;／l _,イ{ i::､
/:::::::-::-:i |:::＼
､___ ,≧｀ヽ∧,ｨ
_,＞ . . . '¨￣＼ 物語が複雑になっていくにつれて、
,＞-＜__:.:）〃 ＜二 _,
. __,ｨ' ´￣￣｀` マ¨`ヽYⅣ: . : . . . ／ ヒロインにもいろいろな
-=彡' ,ｨ ,ィ Y′}} } : : : : : : ｀ゝ
ｲ/Aﾊ／‐ト､j /||,j/|/): : :i｀ゞ 感情を持ってもらわなくては
ﾚ●´ ●）Ⅵ / / / j}|:|: :/／:弋_
}丶 j/ノく ｲ| |:| : : {`ｰ一 ならなくなりました。
－ ´そｲ|:|:U:.| ,ｲ:人
＼＿ xｹ|:!|:|ﾗ彳/ j/
卞-ｲY´:.〉|:!|;|,ｲ从
,辷_彡':.:.:.＼｀
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼
イ
, -―-、 ／/
{ {⌒/ /
_ゝ、 ∨ {／⌒｀ミ、＿＿_
f, /7 ━=三≦ミ、ヽ 、／ ヒロインが怒る、
／ // / ヽ ヽ ', ヽ
/ / } } } ﾍ ヽ ＼ ヒロインが悩む、
/ イ // へ ﾘ/ ヽ ヽ ヽ
ﾉ´/ ヽ /" ', ＼ ヽ ヒロインが迷走する
. / { } ヽ ヽ | ヽ ＼!
,' ﾊ ハ }ヽ ', / ｝ ＼ ヒロインが欲に走る。
{ T7寸 / 寸7T } }/ ,' ヽ!
!ﾊ / {戊テ、/ 〒テｱ| ﾘ､ /| ハ }
ヽ∧ﾊ''｀´ ｀¨´ }. /ノ/{ jノ ヽ!
|ﾘ 、 ' '' |. / ｲ从
r-イ ＞ _` , イ j/／ } ヒーローがヒロインに怒られる。
〃ﾍ |ﾉヽ } ィ／ ⌒ヽ
／ ヽヽ 〈//≧≦〃 ＿＿_/ ヒーローがヒロインに殴り飛ばされる。
j ヽヽ ∨//／ /"⌒`‐ }
＞ ／_, へ ', ヽ }// ／ノ | /
<イ=ミ、 ヽ ｝ ｀冖"´ ﾘ '
////////､＜ { ＿ / ヽ /
ノ///////、 ＞ 、 {-‐ 、 /
. /////ｨ7}/ ＞ 、_,ｚ ≧=/＼ ﾍ / こんなのが物語では必要になってきます。
／f"´^／／/ ＞ｚ////////////ヽ ﾍ /
／ / / ／へ7//////////////////ツ辷/
／ {_{／" ヽ///////≧"´￣´
／ ／{ ノ／ , ﾉヽ/／´
＞ ｲン ´ヽ￢イ ￣´ ／
＞ ／
＞ ／
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_ しかし、ヒーロー・ヒロインは扱いを間違えると
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞ 思わぬ反感を買います。
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 |,':l }ノ | それが足枷になって、
|ハ |（●） （●） ,ｲ/ / ,/ﾚ′
`| ヽ ||o]) /|/ 欲しいシーンが作れないなんて事になります。
ヽ､_ ― c-'' ﾞ~/
l 7Eニ::ィ1│
'ｲ／ヽ::::｀l┘
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､ ヒーローがヒロインに怒られるシーンが欲しい時、
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜ 些細な事でヒロインが怒ると、
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
. / , l、 、 , ､ | ヽ }< 「心の狭いヒロイン」「なんだこのメンドクサイ女」
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
|ハ |（三） （三） / / ,/ﾚ′ みたいな事になります。
`| ヽ u 「)'/|/
ヽ､_ ― _,.ィT/
l 7Eニ::ィ1│
'ｲ／ヽ::::｀l┘
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､ 逆に心が広い人でも怒るような事を用意すると、
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜ 今度はヒーローが非難されます。
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
rヽ, l、 、 , ､ | ヽ }< 「ヒーローの癖になんて酷い事を。。。」
i !７Tハ T寸寸 | }ノ |
r;r‐r/ | |（●） （●） / / ,/ﾚ ってね。
〈_L (｀ヽ .}`| ヽ 「)'/|/
l｀ （ ｀`/ ヽ､_ ― _,.ィT/
ヽ l l 7Eニ::ィ1│
ヽ::::::.ヽ . 'ｲ／ヽ::::｀l┘
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_ また、ヒロインが欲望に負けるシーンとか
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜
／ ヽ ｀Ｙ′之＞ 欲しい時にさ、
. / , l、 、 , ､ | ヽ }<
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノﾍ ）） それがお金だったりすると
（（ ,ﾍ, |（●） （●） / / ,/ /
'､ `| ヽ 「)'/|/ / 「このヒロインって（汗）」になるじゃないですか。
＼ヽ､_ ― _,.ィT/=/
< l 7Eニ::ィ1 〉
ゝ'ｲ／ヽ::::｀ ､ ／
i´￣ ｀ヽ::|
j| <
／ ヽ ＼
__L__ __ ヽ、ﾞﾍ, これが、
,r''"~__,,￣｀'´￣｀ヽ、 ヽ, ',
／ィ''"~／⌒ ＼ ヽ 「ほーら、おっぱい大きくなるよ？」
／ __ ヽ, ',
. イ ´ ~ヘ, ', ﾍl っていう誘いで、ヒロインが
. ／ / ヽ ', ',
l / il l ヽ ',. 「うっっ（フラフラ）」
l / / lﾍ j ﾍ .', | 'i
l/lﾊ ‐/-- lﾍ-/l/-ﾍ } .l .l なら、全然非難されない。
. ﾏ ｨ气ﾒ :l ,ィfzx,ヽil ﾊ彡 ヽ
. ｲ 杙ツ＼lﾍ | 弋んｿ ﾘ / ﾊ ﾍ
. /／l ﾄ、 , ヽ `¨ﾟ / / /ﾍ ﾊ
l ﾍ ／ｲ /ﾊ从 ﾊ 从
ﾊ /l :ヘ ` ' ィ _从-‐'l 从 ヘ ミﾄ
从 ﾊ/ ＞ イ /-=ﾑﾆﾆﾆ≧ｭ､ ﾊ⌒ヽ
,ｨ仁ニ/ﾘニ=＞＜勹二二二二二/
,ｨ仁ﾆﾆ/':ニ／二二二二二二二二〈 場合によっては、
. ,ｨ仁二二二／二二＞'"´{二‐=≦二ﾆ/
,ｨ仁=＞‐=≦¨¨¨ :――// :i二二ニﾆﾆ/ このヒロイン好感が持てる。
/二/::::::ヽ ／ ％:::〈 Ⅷ二二ニ/
ゝ /::::::::: : ＼ / ／::::::::: ∧ /:}ニﾆﾆ=/ って事にもなる。
{:::::::::::::::::::::∨ ,ｨｉ｢::::::::::::::::: : ﾟ。 {ﾆ,'ニﾆﾆ/
八::::::::::::::::::: : {::::::::::::::::::::::::::::: ∧ /ﾆﾆﾆﾆ}
入::::::::::::::::::: i:::::::::::::::::::::::::::::: : /ﾆﾆﾆﾆ/
ゝ ‐=≦=≠≧ｭ､:::::::::::::::::: : /二二ﾆ/
ヽ{ニニニニﾆ≧=‐‐=≦,′ニニ/
/二￣¨}‐=ニニニニﾆﾆﾆ=ヽ二:/
. /二二{/{ ｀"'＜二二ニニﾆ〃
. {二二:i/∧ ｀"'＜ﾆﾆ=//＼
i二二///{ ＞〈二ﾆ＼
＿ _,
＿__,＞ Ｙ´'ー-､
＿>ｚ二_ ＿__`ー≧＿_
＞┴'´￣｀ ‐-､￣ ７ ＜ ヒーローもあれだよ。
／ ヽ ｀Ｙ′之＞
/ , l、 、 , ､ | ヽ }< ヒロインの事を大好きだと言いつつ、
ｌ ,ｨ {７Tハ T寸寸 | }ノ |
|ハ .ﾊ（ ●） （●） / / ,/ﾚ′ おっぱいの大きいキャラにドキドキしちゃって、
'/(|.ﾊ ヽ 「)'/|/
. ヽ､ ― _,.ィT/ それをヒロインに見つかって怒られたりして。
r-l l= ､i
r‐' `ヽ、 l つ
'v――-､¨ r'' ヽ ヒロインは怒って当然だし、ヒーローに対しても、
/ l l i .l
i / .! l ヽ 読者は「しゃーないしゃーないｗｗｗ」で済ませてくれる。
/ i l ／
::::::::::::::::::| |＜,__＿
::::::::::::::::::| |_二ｚ<＿
::::::::::::::::::| |~｀'┴＜ まあ、既にちっぱいヒロインって、
::::::::::::::::::| | ＼
::::::::::::::::::| |. ,.l , ﾞｉ 飽和状態にあるけどさ、
::::::::::::::::::| |T ハT７} ｨ,ｌ
::::::::::::::::::| |） （●）|ハ| それでも、まだまだ、この「便利なキャラ」は
::::::::::::::::::| | ' '''.ﾉ川
::::::::::::::::::| | - _, イ ｌﾚ゛ 出てくると思うなぁ。
::::::::::::::::::| |Y7´! ,.イ⌒ヽ
::::::::::::::::::L,.!､! !_/ 〉
:::::::::::::::::と_ ヽ.,ﾑゝ-=､ン
::::::::::::::::::k,_ i /^'^'7
::::::::::::::::::| i＼ ｀ヽ /!
::::::::::::::::::| | _ヽ､_ノ 〉
::::::::::::::::::| |ヽ､ ／.::＼
＿｣ヽ ／|
＞ ﾞＶ´∠ｲz‐､＿
／ ,ヘ,＿ /＿＿／ ∨ﾏ´ ちっぱいであることに対して、
// / ´ ｀丶、
_,// ／ ＼ ヒロインがどのように動くか。
_,// 〃 / ｛ ヽ
,ノｲ| ｌ′ .i / ∧ ヽ＼ ﾊ あまり露骨にならずに、
小 | .| | ｉ ./ ＼ .}ヽ |
. 从 .| .| | N＿＿_ヽ＼}´j ハ .ｉ | 綺麗に面白く萌えるように動かす。
ノﾊ小 .| 八ﾄ （ ◎） （◎）｢iﾊ.ｉ|
. ノｲ| .Y| | i | それが作り手の技量になるんだろうねぇ。
ノﾊ小 . | | "" " i |
ヾ∧ ト ＿ △ イ .ｉ ﾘ
´ ヽ ∨:::::7ニE7 fﾞ} jﾉノ|/
.ﾚヘ｛::::/ Y´ ）っ
/::::::::::｀＼ _／>‐rく
/:::::::::::::::／/::::::::::::〉:::ヽ
,′::::::::::::::::::::::::::::,ｲ::::::::::',
. 〈::::::::::::::::＼:::::::_,.イ│:::::::::}
,_ ＿
､-ー'｀Ｙ ＜,__＿
_＿≦ー`__＿ _二ｚ<＿ 結論としては、
＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜
＜之′Ｙ´／ ＼ ちっぱいヒロインは男性誌の女性キャラの、
>{ ,' |､ , ,. ,.l , ﾞｉ
| !､{ | 寸寸T ハT７} ｨ, ｌ 命を吹き込む事に大きく貢献した
′Ｊﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ （●） （●）| ハ|
ﾞｉ|ﾞｉ'(1 ,, , | 素晴らしい物だと私は断言します。
ﾞｉTィ.,_ ― _ノ -⌒)
│「ィ::ニE7 l _rｯ
｀/´::::,r'＼ﾄ
/::rｰｭ´ ￣｀ix'ヽ
./::;ﾊﾞ } |ﾞ_,ﾉ
.|:: ヽx ' X:l
,_ ＿
､-ー'｀Ｙ ＜,__＿
r-､ _＿≦ー`__＿ _二ｚ<＿ そして、これからも、
／て ) ＞ ７ ￣､-‐ ´￣｀'┴＜
（ _ﾉ ＜之′Ｙ´／ ＼ ちっぱいヒロインのように、
ゝ、 〈 >{ ,' | ､ , ,. ,.l , ﾞｉ
./ ハ::::ヽ|.!.､{ | 寸寸T ハT７} ｨ, ｌ 萌え業界に革新をもたらす
/〃 ﾍ::::ヽＪﾞｉ, ﾞｉ ﾞｉ （●） （●）| ハ|
ｉ ！ ＼::::::ﾞｉ|ﾞｉ'(1 ,,, , ,,, | 「要素」が生まれる事を楽しみにしております。
丶丶 _ ＞ﾞｉTィ.,_ ― _ノ
ゝ'´-::､_::::::y-､::::::／ヽ7:::::::＼
〈:::::::::::::::::￣ う ´ ￣￣｀i、::::::ヽ
`ー― ￢､__ノ j >:::::/ それではまた。
/ r'＾ヽ'´:::／
,′ `く__ノ
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