ついこま！ 妄想物に愛を。

2月9日に放送されたマツコ会議にて、Vtuberの中の人を聞くシーンがありました。

　それを見て昔の事を思い出しました。
　その昔、某TVアニメで、そのアニメが大好きな小学生をいっぱい集めて、テレビ局の人が主人公の「声優さん」のところに取材に行って声優さんの顔出しなどをしていたのです。

　その声優さんは終始困り顔でした。
　子供たちは困惑顔でした。

　んー。TV局の人は「TVの取材が来て声優さん喜ぶ」「子供たちは声優さんを知って喜ぶ」とか思ったんでしょうかね？
　結果は真逆だと思います。

　妄想の産物は妄想の産物であるからこそ楽しくて心に響くのです。
　中に人がいる、実は人間っていうのは、見たくない現実です。

　なんていうか妄想の産物に対して愛が無い。
　人間の部分をバラされてしまったら妄想の産物は消えゆくしかない。

　TV局の人にとっては妄想の産物なんて消えてもなんとも思わないのかもしれない。

　今まではそれでよかったかもしれませんが、TVが嫌われ始めた昨今、
　やりすぎると大変なことになりますよ。