若年性更年期障害

少し前から「体調が悪い」と話していた私の友人が先日倒れ、
大きい病院で検査をしてもらったら『若年性更年期障害』との診断を受けたのです。

３０代でなる人もいる、という話は聞いていましたが、どこか他人事でした。
３０代も前半の友人。”驚いた”というよりショックです。

彼女の場合は　めまい・貧血・不眠など。
自律神経失調症としての症状が主なようです。
特に不眠はひどく、ずいぶん前から「眠れない」と辛そうでした。
睡眠導入剤に対しても抵抗があったようで、処方されてもきちんと飲んでいなかったらしく
今回の診断のあと、薬剤師の友人に「のんでよく眠ったほうが身体にはよい」と説得されて飲むようになりました。
ぐっすり眠るようになったことで、だいぶ楽になったそうです。

ポルシェやフェラーリ、ベンツを所有する様な　人も羨む生活をしている彼女が
延々と不安症状を訴えていたので
私達周囲の友人と「最近おかしい、どうしたんだろう？」と心配していましたが
「更年期障害」のせいだったのです・・・。

所謂「更年期障害」と「若年性更年期障害」は年齢の問題だけでかわることはないのでしょうか？
人事ではないのだ、と思うと心配になってしまいます。

『女性の身体の変調は６の倍数でやってくる』とどこかで聞いたことがあります。
１２歳・１８歳・２４歳・３０歳・３６歳・４２歳・・・・・。
自分の体調変化の歴史を振り返ってみても、当てはまることが多いですね。

なんだかイライラするとか、わけも無く悲しくて仕方が無いとか、
自分で気持ちのコントロールが利かなくなってしまったとき
周囲の人が「どうしたんだろう？」と感じるような状態になったとき
女性は『精神面』だけでなく『体調面』からも考えてみたほうがいいのですね。
男性にも、少し理解していただけると助かるのではないかと思います。