超私事!葉月の『今日の出来事』

粗にして野、しかし卑にあらず。
お下劣大好き、お下品大嫌い!
オババの好き勝手な独り言。

閉所恐怖症でパニック発作

2018年03月07日 | 日記

かねてから”閉所恐怖症”である自覚はありました。

TVで洞窟探検!とか、怖い。

あまり見ないようにしています。

 

でも、日常生活においては特段の困難はありませんでした。

 

ところが先日、

まだ退職前の電車通勤での出来事です。

 

その日はひどい風と雪で電車のダイヤが乱れていました。

念のため自宅は早く出ましたが、想像以上に電車が遅延していて、

ホームどころか、駅構内が人で溢れかえっています。

 

ようよう滑り込んできた電車は、すでに満車状態ですが

通勤のための私たちは、何としてでも乗り込もうと必死です。

 

わたくしも一緒にグイグイ車内に入っていきます。

 

押し合いへし合い、無理やり乗って

一息ついたときには、腕一つ動かせないほどぎちぎちに込み合っていました。

それでもなお、後から人々が乗り込もうとして押される身体。

目の前の人との距離はほとんど無く、

男性の黒いコートで視界がふさがれ真っ暗に・・・。

 

その瞬間。

 

わたくしはパニック状態に陥りそうになってしまいました。

 

「あ、だめだ。どうしよう、助けて!!」

 

頭がジーンと痺れてきて、叫びだしそうになります。

泣き出しそうな、

このままではお漏らししてしまいそうな、

ものすごい恐怖。

 

電車は走り出したら最後、逃げられない。

 

叫ぶわけにも、お漏らしするわけにもいきません。

ぎゅうぎゅうにもかかわらず、静かな車内で

「すみません!向きをかえさせてください!」と大きな声で訴えました。

 

向きを変えることで、目の前の真っ黒なコートではなく

少しでも外が見える車窓が見えるのです。

 

必死の訴えに、わたくしの”ヤバイ”状況が伝わったようで

ぎゅうぎゅう状態にもかかわらず、周囲の方も必死の形相で空間を作ってくださいました。

 

お礼を言いながら何とか向きを変え

パニック寸前から抜け出すことができたのです。

 

 

こ、怖かった・・・。

二度と経験したくありません。

 

 

向きを変えた後も、ゆっくり深呼吸を繰り返し

「大丈夫、大丈夫」と自己暗示をかけながら目的駅まで向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 炭火焼きのお料理やさん @烏丸 | トップ | 法隆寺散策 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿