我慢の一文字で７勝目

あぁ、なんていうかもう・・・



杉内様様でございますですよ！！


パリーグトップの防御率・奪三振は、伊達じゃないですね。
あの安定感は、先発投手のお手本です。



以前は、杉内くんが投げるときは打たれやしないかと、いつも冷や冷やして見ていました。
あの２００３年日本シリーズのときも然り。
どことなく、精神的な弱さがでてしまう感じがして、いつ壊れるかと心配しながら見ていたものです。
でもここ最近の彼は、そんな心配はほとんど感じません。
杉内くんなら大丈夫、今年の彼はやってくれる、そう思ってしまうほど。



今年の杉内くんの好調を解説者たちは、

「去年の後半はほとんど投げなかったので、体が疲れていないから」
「骨折で投げられなかったときに、走り込みをして下半身がしっかりしてきたから」

と論じています。
なるほどと思いながらも、やっぱり精神的なことが大きかったのだとおもいます。

己の身を傷つける

プロ野球選手として最もやってはならないことでしたが、結果的に彼は大きく成長しました。
今まで杉内に一番欠けていて、補わなければならなかったこと。
大きな代償を払って、手に入れたのかもしれません。


杉内くんの帽子のつばには、「我慢」の文字が書き込まれているそうです。
今年活躍すればするほど、去年の骨折事件の話はついてくると思います。
それを笑い話に変えるほどの活躍を、これからも期待します。






今日の試合は、流れを横浜に渡さないみごとな快勝。

大村くんは、２ＨＲや好守備の大活躍。
いてまえの遺伝子を持った１番打者が、目覚め始めましたね。
ＨＲを打った後の、大村の笑顔が印象的でした。

杉内くんの打席、なかなか良かったです。
高校時代を思い出しました。
次は甲子園で、その姿を見てみたいです。