涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

マリノス観察記(3月14日FC東京戦所感)

2015-03-15 23:07:35 | スポーツ
マリノスの話。
昨日になるが、アウェーの味スタでマリノスVSFC東京の試合があった。
この日はテレビでやっていたので、自宅で観戦していた。

結果としては、0-0のスコアレスドロー。
例年通りの塩試合っぷりを展開し、勝ち点1を分け合う結果となった。

個人的には、負けると思っていた。
前節の川崎戦での敗戦や、主力の怪我を考えると、まだ勝ち点3を取れる状況ではないように思えたからだ。
だが、FC東京も決定力を欠くシーンが多く、結果としては失点せずに済んだのは本当に助かった。

まず、立ち上がりはやはり瓦斯ペース。
相手が強気で攻めてくるというのもあるが、どうにも最終ラインが低い位置になってしまう。
特に中盤の底付近で、ボールを奪った後の展開がかなり雑なように感じた。
ボールを最終ライン手前で奪った直後にロストしてしまうため、攻守のリズムが中々作り出せない。

一方で良かったのが、新加入のアデミウソン。
個人的にはガツガツ攻撃を行い、あまり守備は行わないタイプだと思っていたが、深い位置までボールを奪いに行ったり、ボールを受けた後にかなり周りの選手を積極的に使っていく。
10番タイプに近い仕事をこなしていて、攻撃のテンポを良いものにしていた。
しかし、周りの選手がまだうまく連動しきれていないのか、しっかりとフィニッシュまで繋げることができない。
とはいえ、この連携を更に良くしていけば、凄い強みになると感じる一幕だったのは間違いない。

また、後半に入って、兵藤が2回ほど枠に蹴り込むが、権田の好セーブに阻まれてしまった。
これは権田が上手いので仕方がない点と、こういう攻撃ができているという部分で、絶望するほど悪い内容ではないと思う。
また、瓦斯の攻撃陣自体も、武藤や前田の存在感が強いが、一方ではそれ以外の部分で何とかなったのが救いだった。
ここに優秀なゲームメーカーがいれば更に恐ろしいと感じたが、現段階ではそういった選手があまりいないのが、今後の瓦斯の課題になる気がする。

マリノスに関しては、中盤の守備組織がまだ完全に構築できていない点。
アデミウソンとの更なる連携向上、前から問題視されている決定力不足の解消。
この辺りを良くしていけば、いい結果が出てくると思う。

なお、今節では結構波乱が起きていたようで、名古屋・ガンバ・鹿島が負けるという状況になっている。
特に鹿島を破った湘南は、結構怖い相手なので、当たった時は注意したい。

何はともあれ勝ち点をようやくとれた。
次節も楽しみにしたい。

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