涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

夏の庭に犬の骨

2015-07-06 21:17:15 | 書籍
最近仕事の関係でみなとみらいや大手町なんぞを行ったり来たりする日々を過ごしております。
どうもちくぜんです。

みなとみらいまでは電車一本で15分~20分くらいで着いちゃうんですけど、大手町になると結構長い時間電車に乗らないといけないんですね。
僕ってば電車内では基本的にはスマホでゲームしてるか音楽聴いてるかなんですけど、結構長い時間電車に乗ってる時なんかは小説を嗜んだりしたりしてですね、ホホ。
うるせーぞ誰がライトノベルしか読んでないだ殺すぞ。
まあ読むんですけど、ライトノベルも。

で、何読もうかって話でお昼御飯も早々に済ませてブラブラ歩いてたらですね。
看板にドカーンと気の強そうな女子高生とちょっと挑戦的なタイトルが目に入りまして。
こういうのって大事ですね。広告効果凄い出てるよ。
「ああじゃあこれでいいや。これも何かの縁だ」みたいな感じで買っちゃったもの。
久々にジャケ買いだもの。

というわけで、河野裕『いなくなれ、群青』と『その白さえ嘘だとしても』を半ば衝動的に買いました。



この2冊なんですが、「階段島シリーズ」というシリーズものなんですね。
あと作者が僕と同じ1984年生まれなので、なんとなく親近感みたいなものも感じる。



僕もまだ『いなくなれ、群青』の最初100ページくらいしか読んでないのでまだ何とも言えないんですが、なんつうかモヤッとした感じがする。
個人的にはストレートな学園モノ青春ミステリーを期待してたんだけど、なんかちょっとファンタジーっぽいんだよ。

最初の「100万回生きた猫」という人物とのやり取りなんか、かなりモヤッとするんだよな。
精神世界上で交わしているような感じの会話というか、どこか掴みどころがない。
直感的には村上春樹の『海辺のカフカ』みたいな。
ちょっと違うかもしれないけどなんかそんな感じ。

多分狙ってやっているんだろうけど、そういう意味では最初はちょっと肩透かしをくらったし、読みにくいなと思った。
ただ、進むにつれて徐々に話のスピード感が上がってきた感じもするので、今後の展開に期待したいです。

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