こんにちは😃
でも、里芋大好きだし
昨日、ブログアップしたところ
超人気ブロガーのクリン様から
なんとマーベラス!
「おもしろい」というコメントをいただきました🙌🙌🙌
こう見えて単純なので
すっかり調子に乗ってしまい、
気分サイコー🤩🤩🤩
今日も続きを
書きたいとおもいます🎵
入院5日目の晩御飯だったこちら
この2本をチビチビ飲んだあと、
夜9時ごろ、
わたしの【有限会社 胃袋】が
キリキリと、ざわつきだした。
なんてったって、
6月17日の朝ごはん以来
水しか飲んでなくて、
13食も絶食が続いたもんだから
『てっきり閉店ガラガラしちゃったかと思ってました。仕事が来るなら前もって教えてくださいよ!
オーナーもみずくさいなぁ』と言った感じだったんだろう。
でもまぁ、こんなのは
時間が経てば治るだろう。
そう思ってたけど
夜が深まるにつれて
ますます痛みが増してきた。
斜め向かいのラスボスばあちゃんが
1時間に1回くらい
ナースコールを押しまくってるので
少人数体制の夜勤の看護師さんが気の毒で
なるべくお手数はおかけしたくない。
だけど痛みで思わず
「くーぅ💦」と声が出ちゃうくらいひどくなってきた。
まるで胃のなかで
ちいさな猫が数匹
ぴょんぴょん跳ねまわって胃壁に
タックルしてるような痛みだった。
🐈🐈⬛🐈
冷や汗をかきながら
我慢の限界を感じ、
夜中の🕐1時
ナースコールを押して
痛みがあることをうったえたら
『もし痛みが出たら
痛み止めの点滴をするように』と、
先生から指示がでてたようで
手際よく点滴をつけて下さった。
そのあとはあっという間によくなり
おかげさまでよく寝れた。
翌朝のご飯は驚くことに
『易消化食』に飛び級だった。
え?昨晩あんなことがあったのに
もういきなりお粥を食べちゃっていいの?
おもゆとか、ラッシーじゃなくて?
まちがいじゃないよね?
でも、里芋大好きだし
食べちゃうけどさ🥰
と、ご機嫌で
全部食べ切るつもりでいたのに
あらびっくり🫢
有限会社 胃袋は
スタッフ不足なのか
『これ以上無理ゲー‼️
労働量、キャパオーバー‼️
ブラック企業反対‼️』
とお腹の中から聞こえてくるようだった。
お粥半分と、里芋とにんじん、
味噌汁の汁だけ。
これが限度だった。
そしてこの食事の後から
『抗菌薬』が飲み薬に変わった。
この薬、わたしのお腹には
あまり合ってなかったようで
このあと飲み切るまで
お腹がゆるゆるだった💦
ラスボスばあちゃんは
相変わらず口が達者で
ずーっと文句ばっかり言ってた。
特にきのうの昼間
病室に来ていた
平成生まれの若い薬剤師(女性)との
会話は支離滅裂で、
話が噛み合わなさすぎて、聞いてて
コントだった。
とくに『ジェネリック薬品』という単語が
思い出せないばあちゃんが
『あのーほら、徹子さんがやってるやつよ、わかるでしょ?私はあれがきらいなのよ。合わないの。だから近所の病院でもらったやつが、家にあるから要らないわ、ここの先生に聞いたら違うのしかないって言うからあれは出さないでよ』
薬剤師さんは
『…てつこさん?(誰?お友達?)』
突然のてつこさん登場で
思考が止まってしまったようで
あとの会話が入ってこなかったらしく、
このあと話がちゃんと繋がるまでが
長かった。
さらに、ラスボスばあちゃんの注文で
飲み薬が
朝昼晩で『飲むやつ』『飲まないやつ』と
色々あるから、迷わずにのめるように、
自宅から持って来ている薬💊と一緒に
紙の処方箋袋に
【朝用】【昼用】【晩用】の3つに分けて、
わかりやすくしておいて欲しいと
いう要望に対して、
薬剤師さんは
ばあちゃんの持参薬と、
こちらで処方する薬を
1回分ごとに小さい袋に
梱包して
いわゆる【一包化】というやつにしてくれ
と言われてるのか?
と勘違いしてて、
『それはできません』と言った。
『えぇ?さっきの看護婦さんがやってくれるって言ってくれたよ。どういうこと?』
『じゃあ、看護師さんに聞いて来ます』
と、長いこと戦っていて
カーテンの向こう側での
リアルなコントがおもしろくて
声を押し殺してわらった。
(話の仲介者になればよかったかしら?)
そんな台風のようなラスボスばあちゃんは
木曜日の昼ごろ、退院して行った。
基本的に家族か友人など
誰かが迎えにきて退院すると
決まってるらしく、
どなたが来るのかな?と思ったら
名古屋のお兄さんが車で来てくれると
言っていたのが聞こえた。
この病院、名古屋から60キロくらい
離れてるし、
ばあちゃん宅もこの病院から
さらに10キロくらい離れてるらしい…
ばあちゃん83歳くらい。
そのお兄さんって、何歳よ?
その距離と初めて来る病院までの道のり。
妹のためならできちゃうんだー。
すごいなぁ。よく引き受けたなぁ。
にしても、お身内がお兄さんしか
居ないんだ…
女1人で生きてる…
なるほど。強くなるはずだ。
嵐のようなラスボスばあちゃんとの
2泊3日はかなり濃かった。
ところで話しは変わって
病室が寒すぎて耐えられないわたし。
息子に大学が休みの日にカーディガンを
届けて欲しいと頼んだ。
そしてこの日の午後、持って来てくれる約束になっていた。
だけどこの病院は
いまだに面会禁止だから
同じフロアまで来ても、
会えないんだなー。
しゃーないな。
と思ってた。
午後1時、息子から
『着いたよー』とLINEが来た。
看護師さんが息子の待つラウンジに
荷物を受け取りに行ってくださって、
そしてわたしのベッドまでそれを持ってきてくれる。
の、はずなのに、
なかなか届けてもらえない。
息子から
『誰も来ない』
『(インターホンの指示で)
そこでお待ちください言われたが、
10分経ったけど?』
『どうすりゃいい?』と
LINEが来た。
あちゃー、看護師さん、
みなさん忙しいのかな?
どうしようかとカーテンをあけたら
ちょうど向かいのベッドに用があって
来ていた看護師さんと目があった。
わたしが事情を話して
自分で取りに行って来ていい?と聞いたら
『それはダメなんだけど…じゃ、私に着いてくる?』と、提案してくださったので
『はい!ぜひにも😃』と、後に着いて
早速ラウンジに向かった。
白い椅子に座って待っていた息子が、
小さく手を振りながら近づいてくるわたしの姿を二度見、三度見した。
ほんの2、3分だけ喋れた。
「ごはんは?」「洗濯物はどっちがやっとる?」とか、他愛無いことだけ話した。
でもいつまでも看護師さんをお待たせしてはいけないので
「じゃあまた連絡するね、ありがとう」
と、帰らせた。
全く想像してなかったが
エレベーターのドアが閉じて
息子の姿が見えなくなった瞬間、
思いがけず涙腺が崩壊して
景色が滲んだ。
なんで涙がでちゃうのか、
表面意識のわたしには理解できなかった。
地元の病院だし、
入院は2回目だし
全然へーき、ホントホント。
って、ずっと気を張っていたらしい。
自分じゃ全然気が付いてなかった。
でも、
もう帰りたいよ。家が恋しいよ。
どうやら本当のわたしは弱虫だったらしい。
慌ててパジャマの七分袖を強引に引っ張り
なみだを拭いた。
病室にもどる廊下で
お礼を言いたいのに
こらえられず涙声になってしまう。
看護師さんにちゃんと
ありがとうが伝わったかな?
でも、会わせてくれて心から嬉しかった。
面会は免疫力アップになる。
そう確信した。
ベッドに戻ってしばらく泣いたあと、
わたしはスーパーサイヤ人になるイメージをした。
これまで「いつ退院かな?」とノンキに構えてたけど、
戦闘モードのサイヤ人みたいに
ゴーって自分から光見たいのが出て
点滴なんか引っこ抜いて、
血液検査の数値も合格点💯叩き出して
レンタルパジャマも脱ぎ捨てて、
さっさと退院して家に帰るぜ!
そんな感じにチカラが湧いてきた。
今回も長文にお付き合いくださって
ありがとうございます😊
ちなみに夏至の朝日を浴びると
運が良くなるらしいので
早起きして、病院の廊下の窓から
写真とりました。
皆さまにも沢山
良いことがありますように😊