YOSHIの果てしない旅(人々との出会い、そして別れ)

ソ連、西欧列車の旅、英国滞在、欧州横断ヒッチ、イスラエルのキブツ生活、シルクロード、インド、豪州大陸横断ヒッチの旅の話。

祝日と最近の状況~シドニー滞在

2022-04-06 08:53:22 | 「YOSHIの果てしない旅」 第1章 プロローグ
・昭和44年4月14日(月)小雨(初出勤の貨物駅の仕事)
 今日は珍しく雨が降った。そして右も左も分らない貨物駅での初仕事であったが、何とか1日無事に終った。他の仲間がたくさんいるし、仕事はきつくなく、まぁまぁであった。後ほどその仕事の内容を纏めて書きたい。

・昭和44年4月25日(金)(祝日と最近の状況)
 今日は、アンザック・デー(第一次世界大戦戦勝記念日)で、国民祝日であった。働いていると久し振りの休みの日は、やはり良いものだ。朝寝坊をした後、洗濯(電気洗濯機が無く手洗い)をしたり、シーラ、家族、そして友達へ近況報告の手紙を書いたり、溜まった日記を書いたりして過ごした。
 今日以降の私の休日は、土曜日だけであるが、とにかく月曜日から金曜日までシドニー貨物駅の仕事、そして日曜日のレストランの仕事が見付かり、経済的にずっと安定して来た。こちらに来て1週間、実質3日間で定期の仕事に有り付け、そしてキングス・クロス近くの貸し部屋に住める様になり、心身ともに落ち着ける様になった。シドニーに来て正解であり、本当に良かった。
もしまだダーウィンに居たら、その日その日が異なる仕事が続いていたし、毎日仕事があるとは限らないので、不安定な気持、生活状態で気が滅入っていたかも知れなかった。
 残る問題は、移民局がどのくらい長く滞在期間(査証)を延長してくれるのか、と言う事であった。アメリカや南米への今後の旅行計画上、その滞在期間の長さによって旅行資金作りも違ってくるので、今度の滞在期間延長申請は、非常に重要であった。
取り敢えずダーウィンで5月7日まで滞在期間を延長してあるが、そろそろ又、移民局へ行かねばならなかった。

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