ナカヤマ.日記

Loveit!運営のナカヤマ.のブログでございます。

Loveit!2周年につき、書きたいことを書いてみた件。

2014-01-15 23:59:07 | 日記
イヤで嫌で仕方なかったんですよ。
人が住むとこじゃないってネットで自分の故郷を叩かれてるの見て、こいつら×××してやろうかなって思ったのを、今でも鮮明に覚えてます。

何かやりたい。何が出来るだろう。
そんなの募金して除染作業するのが一番為になっているのかも知れない。直接的な支援がありがたいに決まっている。
でも、外に向けて発したかったんです。福島を。福島に住んでいる人の誇りっていうのかな。いや、そこまでいかないかも知れない。ここに存在しているものを馬鹿にするなって。その気持ちを。

自分で発足させてから2年と9ヶ月くらいかな。もっかいやれって言われたら断固お断りします。一斉一代だと思ったからやったんであって、そこに悦楽や快楽を見いだしてやってる訳じゃあないのです。どこの誰かも分かんないヤツがアイドル作り始めて形にするまでってのは思ってる以上に難しかったし、募集のポスター貼ってもらうお願いしに行ってもすげー嫌な感じで笑われたこともあったし、イヤなことにイヤなことを上塗りするような日々だったなって記憶しかないです。でも絶対一泡吹かせてやるって強い気持ちが無かったら出来ないですからね、こういう仕事は。

時は過ぎ去り2014年の1月15日です。どれだけの時間をあいつらと共に過ごしてきたでしょう。オーディションでクラリネット吹いてた泣き虫のチビ、本番でダンスとんでやり逃げのようにステージから去ったアホ、自分の良さ出せずにダンスだけやって終わった日焼けしたDQN、所在無さげに歌って控え室で泣いてた小学生、途中から入ってきた仏頂面のねぎとろ。(笑)
そいつらこの2周年迎えるまでにどうなったと思います?
どいつもこいつもアホになりましたよ(笑)
でもそいつらはね、自分の足でここまで歩いて来てくれた。
ホントにね、なーんも分かんないまま始めちゃったから、メンバーやご家族には迷惑お掛けしたし、ホントに大丈夫なんだろうかって何回思わせたか分かんないです。それで辞めてった子もいました。でも誰も教えちゃくれません。同級生にアイドル作ってる人いませんでした。だから手探りでした。今も手探りです。

そのアホな5人組は、先日新宿のMARZという歴史のある場所でライブをしました。1部は正直やっててしんどかったと思う。人の多い少ないじゃなくてね。知らない場所で知らない人の前でライブやって、上手いこと受けないと正直しんどいもんです。でももしかしたら、本当の実力があったら受けたかも知れない。それを分かってるから尚更悔しいですよね。でも2部にはちゃーんとやってきたことを出せました。それもまた目論み通り。

ここまで来るのに、顔色の悪いハゲと、見た目より食えない癒し系のデブが たくさん頑張ってくれました。それぞれに貢献出来る部分が違うし、意見もすぐに食い違うし、何せどいつもこいつもウザい。でもこいつら以外と仕事したくねーなぁって思います。顔色悪いハゲはストレス溜めながら、でもいい仕事してくれて、Loveit!ってグループがここまで来られたのはあのハゲが入ってくれたからだし(あの時ヘッドハンティングして良かった)、食えないデブは結成前からの付き合いで、もっと仕事しろって思うけど、そこに存在してるだけで面白いからそれでいいのかもしれません。

どうしようもない8人の若者が、今、何かを変えようとしています。 優秀なグループではありません。でも私は、このグループを誇りに思います。泣き虫のチビは今も泣き虫のチビだし、ダンスとんだアホは今もダンスとびます。でも、こいつらには本当に色んなこと伝えてきました。今じゃエースとキャプテンです。こいつらいてくれたら、これからどんな新人が入ったってLoveit!はLoveit!でいられるって思います。
日焼けした中学生は、自分の出しかたをようやく少しずつ見つけながら3月に卒業します。このグループ、卒業って形でちゃんと事前の告知をして送り出すの初めてです。いつもいつも迷惑掛けられました。でもこういう奴ほど可愛かったりします。
小学生は中学生になり、自分の居場所を見つけました。これからどんなアイドルになるんでしょう。DDですしね。仏頂面は仏頂面のまま、新宿でもねぎとろとご飯をコンビニで買って食ってました。ぶれないねぇ。なかなか私との折り合いを付けるのは難しいことでしょう。だからこそ面白いんだけども。

らぎがいてくれるから安心出来るし、光がいてくれるからグループをまとめられるし、めいがいるから楽しいし、ちっちがいるからアイドルグループだし、たんじがいるから新しい何かを作れるし。こいつらアホですけどね。信念のあるアホは何かやらかしますよ、でっかいこと。

4月から定期公演やりたいって思って動いてます。まだまだ難航してるんですけどね。でもそろそろ福島で、自分達でやりたいです。勿論これからも東京行きます関東行きます仙台も行きます呼ばれたところなら国外だっていきましょう。でもね、どこ行ったって胸張って叫んでくるんです。「福島からきました!!Loveit!です!! 」って。
そいつらがステージで好き勝手やって目の前の人を楽しませるのを見てるのが、今何より楽しいんですよね。どいつもこいつも煽りたがってるしね。まぁやれって言ってんの私なんですけど。でも煽って返ってくるからやるんですよ。目の前にらびったーっていう絶対的に安心出来る人たちがいるんで。甘えちゃいけないんですけどね。でもありがとうございます。

先日ね、とあるらびったーさんから心のこもったプレゼントを頂きました。この1年のLoveit!の写真の数々やら、全てのイベントを踏襲した自作のDVDでした。運営用にももらったんですけどね。正直泣きました。作ってくれた想いや優しさもそうだし、あー、やってきたんだなーこうやってーって。忘れてるようなこととかも結構ありましたし、見たことないような画像もあったし。でもそういうのもファンの人って見てくれてるんですよね。何より、今Loveit!にはファンがいてくれてるんですよね。ポスター貼ってもらうのを鼻で笑われたプロジェクトも、認めてくれる人はいるんですよね。

昨日、とある話を聞いていて、それがユキウサギノウタの歌詞とすっかり一致していたというか、あの歌詞を書いていた頃の気持ちになってこれまた泣きそうになったんですけど、あの歌詞も作り手としては色々考えて作りましてね。ノスタルジーだけじゃなくて、あれはLoveit!なりのシュプレヒコールにも近い曲でして。まぁ曲の説明はいいや。でもその曲を思い浮かべる時に、自然とやつらの顔が浮かんで来るじゃないですか。それって幸せなことだなーっても思ったりして。

何かを成し遂げた訳ではないし、未だに至らないことの方が多いんですけど、この1年を死ぬ気で生きたいなって思ってます。
辛いこと苦しいことも体験してきたと思ってます。だからここから良い景色を見にいきたいです。無駄なように思えた時間を無駄じゃなかったと言えるように、進んでいきます。
来年の今頃を約束出来るグループではないけれど、決意を持って進みます。なかなかこういうことを人には言わないんですけど、先日数少ない友人に「Loveit!今年は要チェックだから見とけよ」って言ってきました。
ここから踏み出す1歩1歩が、ちゃんと階段を登っている1歩になりますように。
Loveit!2周年。今年はなんかでっかいことやらかすよ。次に繋がるように。
ここまでありがとう。おめでとう。これからもよろしく!

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