ナカヤマ.日記

Loveit!運営のナカヤマ.のブログでございます。

Loveit!は終われども。

2015-12-30 11:17:02 | 日記
そうそう。そういえばこんなブログもあったよねって感じでナカヤマ.日記久しぶりの更新であり今年最後の更新です。
今年なんかブログ更新した記憶が無いんですけれど、それでも閲覧者数が0じゃなかったことに驚きを隠せません。皆さんもご存知の通り、私は口ベタでコミュニケーション能力が低く、文章作成能力も読解力もあまり無いのですが、それでも一所懸命にブログを書くという健気さをアピールしながらある事無い事書いていこうと思います。

さて、2015年12月26日をもって私がプロデュースしてきたLoveit!というグループが解散しました。解散ライブには沢山のお客さんが来てくれて嬉しかったなぁ。北は北海道、西は京都からお越し頂きました。どうもありがとう。

この日は卒業生の面々にも集まってもらい、1部で現在までの2人体制の最後のライブを、2部では卒業生を加えた5人体制で正真正銘Loveit!の解散ライブを行いました。
笑ってしまうくらいにしみったれた空気が無く、ただただライブが楽しいグループのまま解散出来たことは本当に感謝です。思えばなんにも出来ないアイドルだった頃から面白おかしく過ごせたのは、やっぱりらびったーという最低で最高で最強のファン達がいてくれたお陰であって、その部分は望んでも叶うものではありませんので本当に恵まれていたなと思う訳です。らびったーがいなかったらとっくに死んでますね。本当にありがとうございました。

忙しい合間を縫って調整をしてくれた卒業生メンバーにも感謝。みんな変わっているようで全然変わっておらず、楽屋の雰囲気もなんだかこのまま来年もこの5人で続いていくんじゃないだろうかと思えるくらい自然体でした。ステージへのブランクもあったんでしょうが、卒業生メンバーはそもそもクオリティー以上にキャラクターで生き残ってきた面々でしたので問題は無く。最後に本当にLoveit!らしい好き放題な感じのステージを見ることが出来て満足でございます。ありがとうございました。

そして最後のメンバーとなった2人にも感謝を。
特に今年は大変な1年でした。去年からガラッと変わってしまう部分も多い中で、それでも1年続いたのは最後の2人がいてくれたからでしょう。それぞれ思い悩ん
で苦しい場面もたくさんあったと思いますが、らびったーへの愛情があり、らびったーからの愛情を受けていたからこそ全力のパフォーマンスを常に見せてくれていたと思います。まぁこれからレコーディングも残ってますのでまだあんまり振り返らないようにしたいと思います。今年1年お疲れ様でした。ありがとう。

正直言いたい事というか、想いみたいなものは未発表曲の作詞に全部詰め込みましたので、それが発表になったら購入して歌詞カード見て聴いてそれぞれ置きやすい形に加工して心のどこかに置いてやってくださいなという感じでございます。メンバーには既に歌詞を送ってありまして、最後の楽曲として納得のいくものになったかなと思いますのでこちらは続報をお待ちくださいね。


私個人は2011年の5月からLoveit!結成に向けての動きを1人で展開し始めておりましたので、5年近い年月を掛けてここまでやってきました。良い時よりもしんどい時の方が圧倒的に多かったはずなのですが、それでも振り返ってみて楽しい思い出の方が圧倒的に多かったような気持ちになれるのはメンバーやスタッフ、保護者の方々、そしてらびったーに恵まれていたからか、もしくは私が相当なアホだからだと思います。(両方だという説も拭いきれません)
本当はこうしたかったとかああしたかったみたいなことを書いても後の祭りですので割愛しますが、プランは色々用意してました。だけどやっぱりこの仕事はメンバーあってのことですので、メンバーと話し合ってそれぞれが卒業という道を選び、私の中にも解散という選択肢があった以上は、これが最善の選択だったなと思います。
解散発表からの1ヶ月は本当に濃密な時間でした。あっという間に過ぎた感覚もありますが、その中での思い出も物凄く多かった。県内の他のグループさんから労いの言葉や花束をいただき、我々のようなご当地アイドルとは名ばかりの荒くれ者のグループに対してもリスペクトの精神を忘れない素敵な皆様にも感謝でございました。
なんだかこの記事感謝しかしてなくて藤岡弘さんみたいですが、でもやっぱり終わってみて思うことは感謝ばかりなのでございます。

今後の展望というものもありますし、間髪入れずに次のプランに移ることも考えてはみたものの、今の私はもうスッカラカンでございますので暫くはブラブラしようと思います。とは言っても2月には上京するつもりなんですけれど。次の展開を考えた時に、どうしても東京の時間軸で動いてみたいというものがあります。東京と福島では流れている時間が違うというのがこの何年かで分かって痛感したことなので。それ自体は分かったものの、そこに身を置かねば分からないこともまだまだある訳で、やはりトップシーンは東京から発信されるものですから、そこに身を置いてみたいと思っております。解散が決まってからはずっと悩んでいたのですが、今はもう自分の中でそうしようと決めております。それと同時に地元離れたくないなーっていう気持ちも勿論あって、Loveit!を始めてから福島のことが本当に好きになったんだなと実感しています。
震災があった時、私は県立図書館で調べ物をしていました。その当時の私も無鉄砲でしたので、何故かスペインに移住しようと考えていて、どうやったらそれが叶うのか図書館で調べていたのです。(今になって思えば、そういうものを調べるのにもっと適した施設があっただろうに)
そんな折、あの地震があって、暫くしてから福島を悪く報道されたりネットで書かれてるの見たりして、初めて自分の住むこの地への深い愛情があることを自覚した気がします。そこからLoveit!を作って県外の人に福島に来てもらいたいという無謀な計画がスタートしたのでした。あれから5年が経とうとしていて、県外の人に来てもらえるくらいのグループにもなったけれど、もっともっと多くの人に来てもらいたいって気持ちは全然変わらないのも事実です。そんな中自分が福島を離れるのも矛盾しているのかなーなんてことも思うのですが、もっともっと自分の感性や社会との繋がり方を見つめ直して鍛え直さないことにはこれ以上の展開を実現するのは難しいと思っています。
時間は掛かってしまうけど、必ずまた東北で必要とされるコンテンツを作りたいから、まずは自分自身の修行から始めてみようということですね。Loveit!作りだした頃はハタチで、今は25歳。次のステップに自分から飛び込んでいかないとなぁと。そんな気持ちでいます。いつか必ずLoveit!を越えて楽しいものを作りますので、その時まで待っててくれたら嬉しいなぁ。勿論待ってなくても良いんです。始まって楽しそうだったらまた一緒にみんなでワイワイやりましょうね。

Loveit!は終わってしまったけれど、何故か少しまだ続きそうな気がするのは、本当に濃密な関係性でここまで来られたからだと思います。そして、Loveit!は無くなってしまうけれど、ここで紡いできたものは簡単には切れないだろうと信じているから。メンバーに対してもスタッフに対してもらびったーに対してもそう感じています。それぞれが一生懸命生きていれば、また交わることもあるかも知れない。また何か一緒に出来るかも知れない。そんな、人生を通して楽しいことを共有していきたいヤツばっかりです。だからLoveit!のステージはもう見ることが出来ないかもしれないけれど、Loveit!が存在したという事実は絶対に消えないし、またきっとどこかで会えると思っています。みんなが集まりたい時に集まって楽しく過ごせれば、帰る場所はそこにあるんだから。

そんな訳で、長くなりましたが最後のブログも終わりでございます。本当に感謝しか無いです。本当にありがとうございました!良いお年をっ!またなっ!