シンガーST1000

お昼頃持ち込まれたミシンです。

シンガーの約20年位前のコンパクトミシンです。

下糸が引っ掛かって縫えないって事でしたが、見ると内釜にキズというより欠けたようになった部分がありました。

糸をかけて下糸を引き上げようとしても、その部分に引っ掛かって上がって来ないのです。

欠けてる部分をお客様にも見せて、このタイプは私も在庫が無いので取り寄せないといけない事を説明しました。

それについては納得してくれたのですが、言い出したのは「そこに何かはめ込んで応急措置とれませんか？」

今までに無かったパターン(^^;

私も笑ってしまいましたが、「じゃあやってみるか」って事でお預かりしました。

白しか持ってなかったけど「かまいません」って事だったので、取り出した内釜の欠けた部分にプラリペアをちょっとずつ流し入れ、ヤスリで形を整えました。

で完成。

キレイに縫えるようになりました(*^^*)

中古の良い物があったのでお勧めしたのですが、若いママさんだったから余裕が無かったのかな。

次は良いのを使って欲しいなと思います。