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なかむらピアノ教室きよせ  日本クラシック音楽コンクール全国大会当日の様子

2015-12-26 | コンクールチャレンジ

当教室より、日本クラシック音楽コンクール全国大会に進むことが出来た生徒。
本当なら、夏の予選も、合格できるかどうか・・・の気持ちで心配をしていた生徒。

発表会とは全く違う事を理解してもらう事から始まり
春~クリスマスまで、こんなに長い間コンクール曲を勉強するとは思っていなかったことでしょうね。

当教室の他の生徒お母さん達からも
頑張ってほしい!!と、あたたかい言葉を多数いただきながら
Мちゃん、全国大会戦ってきました!
いうまでもありませんが
全国大会は
りっぱな
ピアノコンサートのようでした。

小学生。演奏レベルの高さ、子供達の・・緊張に負けない力強い顔つき、会場の雰囲気。(物音ひとつ無い張りつめた空間)
さすが全国大会・・・遠方から新幹線でやってきたお子さんも、もちろんいる。
1万2千人の中から残った数10人の子供達。

演奏前の生徒は、うろうろ、まったく落ち着かず・・・当然かもしれない。
(私)内心、・・・大丈夫かしら・・?演奏出来るかしら・・・?一番前に座って見守ろうかしら?などと、思ってしまう位の生徒の様子。

ロビーに流れてくる演奏者の音。
なかなか、弾きこんでいる演奏だわ・・・(私)
大きなため息・・・(生徒)

コンクール演奏前は
生徒に、
声をかけない。・・・はずでした。(自分が子供の時の経験などから決めていた事)

ぎりぎりまで、生徒のそばにいてしまいました

生徒と別れて、ホール内へ入るとまず、  ピアノが・・・・・・・

スタインウエイ

後から分かった事ですが
予定をしていたピアノの状態が悪く
急遽、スタインウエイに変更した。とのこと。

小学生にコンサート用スタインウェイ・・・・・・
いい音が出せるか。。。我が生徒。

他の子供達の演奏・・・
本選審査をしているためか、どうしても厳しい目で見てしまう。

ピアノの音をよく鳴らすこども、
効果的なペダルの使い方が出来ていないこども、
曲のうたい方に、くせがあるこども、
(歌い方には、注意が必要で
審査後に、あの演奏はどうかしら…と審査の先生方で?の時もあるのです。)

我が生徒、(すみません。あまり褒めないですが
今日だけは・・・自分の生徒をほめます)

とっても良い音が出ました。

彼女のゴムまりのような手からは
柔らかな、やさしい音が・・気持ちよく出ました。

テンポよく流れる中で
どうしても、曲中ゆったりとなる辺りで集中が途切れやすいもので・・・

ミスが出てしまい

後の演奏まで引きずらない事を願いながら
ラストの曲、
りっぱに弾き終えました。

他の参加者とは、曲のレベルが違うものですから、

ノ―ミスでなければいけなかった・・・・

しかし、ペダルもほとんど使用せず
テンポもかなり上げての演奏。

コンクールにふさわしい派手な曲が多い中
良く、堂々と演奏出来たと
ほっといたしました。

生徒演奏後、

(私)ピアノどうだった?

(生徒)弾きやすかった手がふるえなかった

すごく、気持ちが良かった(私)(気持ちがよかった?大物だわ・・・)

(私)ピアノ、素晴らしい楽器・・・スタインウエイだったのよ

(生徒)
彼女は知らないのでありました・・・
後から話をすると
さっそくお写真を取ることに・・・



結果発表では
もっと点がもらいたかった・・・と悔しさで涙ぐむ生徒。

でも、やはり・・そこは全国大会です。

私が考えていた点よりも高い点をつけて下さった審査の先生には感謝いたします。

曲のレベルではなくて
内容を重視して頂いたことに嬉しく思います。
心配していた事・・・他の参加者との点の差の開き。
しかし、気になる事もなかったですね。

生徒は・・・・・

去年のお母さんから聞いた
Мが(生徒本人)、恐ろしい事を言い出しまして・・・・(コンクールに参加をすること)

を、思い出させるようなことを私に言いました。

先生!!発表会では、○○弾きたい(ショパンエチュード)
コンクールでは、ソナタね

(お母さん)  えっ”!!またコンクール出る気でいるの?
(生徒)ふふっ!

(私)・・・・・

コンクールにも、正直それぞれレベルがあります。

コンクールに出なさい。と、たくさんの生徒に参加をせまる先生もいらっしゃる話もききますが・・・

生徒がやる気になっている時・・・
なんとかしてあげたいですね。

私の教室では
基本的には、楽しくが一番、の、お教室です。
(当教室クリスマス会をみていただければ、よく分かると思います。

でも、その中にも
幼児から楽しくピアノを習っていて
成長とともに、
かっこいいクラシック曲、難しい曲が弾いてみたいと変化をしていくものです。(指が速く
動くようになりたい)
そうなりましたら・・・

即、対応。

お母さん達もびっくりしているほど
ピアノが弾けるようになります。

押しつけるレッスンではなく、
やる気になるレッスンを心がけるようにしています。

他の生徒でも
コンクールに挑戦している子もおります。

目標がいかに大事か・・・改めて実感しておりますが
楽器演奏の難しさ、特にピアノ、バイオリンは簡単にはいかないものです。

こんなのかんた~ん!できちゃうよ~!

なんて…私は正直なので言えません。(ポップス、ジャズ、クラシック・・・などのそれぞれの落とし穴に注意)

目標を作って練習をする努力のきっかけは欲しいですね。

発表会や、コンクールで長い間、同じ曲を練習する事。
飽きてしまうのは、まだ、幼い証拠。(それなりの対処法は必要)

レベルが上がってくれば、
ひとつの曲の中に
どれだけのテクニックがあるか、は
練習をしている本人達はわかっております。

ピアノを子供に習わせているお母さん達。

是非、普段の生活の中で
クラシックピアノの演奏音源をお子さんに聞かせてあげて下さいね。

朝起きてから、モーツアルト

家での勉強時間にバッハ
夜にはドビュッシーなど・・・

忙しいから無理だわ~・・・と、声が聞こえてきそうです。


~帰るときに立派なクリスマスツリーの前で~



Мちゃん、やっと、ほっとできるね!!本当にりっぱでしたよ。

生徒演奏後のお母さんのびっくりしたお顔 (堂々と演奏をした我が子に・・・)
忘れませんよ

コンクールの全国大会参加、スタインウエイでの演奏、とてもよい体験となりました。
これからも頑張っていこうね。コンクールで生まれ変わったМちゃん!!