中丸美繪ブログ

「モーストリー・クラシック」で「鍵盤の血脈 井口基成」連載中。六年目。小澤征爾伝も脱稿間近。

日本航空一期生

2020年12月08日 17時54分52秒 | 日記
広瀬すずちゃん主演の「エアガール」というドラマが来年春放映予定となった。

広瀬すずちゃんは、FACEシールドつけて撮影していた。
これは、わたしが書いた中公文庫「日本航空一期生」のドラマ化なのです。

夏に撮影が行われたのだけれど、2月末からテレビ朝日は、というか芸能界は、志村けんさんやキャスターなど感染者が続出でしたものね。
撮影時も、ごくごくかぎられた人数で撮影所入り・・・ということで見学にはいけなかった。
いぜん米倉涼子さんが、わたしの本「杉村春子 女優として女として」(文藝春秋)を演じたときは、京都撮影所まで編集者らとお見舞いにいったのだっけ。懐かしいなあ・・・、あのころ米倉さんはまだ初々しい役が多かったが、最近の楽天のコマーシャルなどをみると、Dr.Xの大門役などみると、十分にアクの強い女優へと成長なさいました。「杉村春子」を悪女としてとらえたやつだったものね。三人の男たちを・・・と。

お話をもどしましょう。
ときは戦後、GHQ占領下の東京。
ゼロ戦でアメリカ軍を困らせた日本は、戦後の占領下では飛行機をもつことを禁じられた。学術的な研究すらも禁止で、それがいまのJAXAの後進性にもつながっているかも・・・。
そこから、飛行機会社を作る人々の血と汗の物語というわけです。

戦後すぐから飛行機は飛んでいたのですよ。
マッカーサーは横須賀からきたけれど、海外の民間の飛行機は羽田飛行場に!
フィリピン航空や中華航空、そういった会社に学んで、日本の民間航空会社ははじまった。それが日本航空の原点です。