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おすすめ絵本 新聞

図書館で借りる絵本や本の中から、子供と私が
「これはおもしろい!」と思ったものを紹介していきます。

ねぎぼうずのあさたろう(その1)

2007-02-15 20:31:42 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
ねぎぼうずのあさたろう〈その1〉とうげのまちぶせ

福音館書店

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【お話】 畑育ちの、ねぎぼうずのあさたろう。
     得意の必殺技で、娘さんを悪い奴等から救います。
     そして、家族に危険が及ばぬよう、住み慣れた
     あさつき村を離れ、旅に出るというお話。


【感想】 あさたろうさん、かっこいい!
     ねぎぼうずですが、かなりの男前です。
     
     ちゃみせでだんごを注文したり、怪しい浪人ものが登場したり、
     すべてが時代劇風で、面白い!

     そのおさむらいさん、時代劇で見たことのあるような顔を
     しています。
     登場人物は、もちろん、皆野菜。
     彼らが、やけにリアルで、人間らしいところも笑えます。
  
     続きもののこの絵本、先がとっても気になります。
     図書館には、(その1)しかなかったから、きっと借りられて
     いるのでしょう。
     Amazonサイトには、(その5)まで載っていました。
     
     絵を見るだけでも、面白い絵本です。
     山の景色や、侍との殺陣もなかなか見ものですよ。


【文章】 一頁に0~15行。
     縦書きで、手書きです。

     言葉と言葉の間が狭いので、大人でも読みにくい箇所も。
     でも、味のある文字。
     時代劇ファン必見です。

   
     昔から時代劇が好きです。
     子供の頃は、よく祖母と一緒に見ていました。
     一人暮らしをしていた大学時代にも。
     なんだかほっとした気持ちになるので好きなのです。

     登場するのは、人情味あふれる、温かい人たち。
     悪い奴等には、ちゃんと罰が当たるのも気持ちがいい。
     一番好きなのは、松方弘樹さん演じる遠山の金さん。
     かつらをつけると、目尻がキュッと上がって、男前に。

     今は、子供の喜ぶ番組しか観られません。
     たまには時代劇でも、と思い、テレビをつけると、
     「あっ、マツケンサンバがいっぱい!!」
     と娘。
     どうやら、ちょん髷スタイル=マツケンサンバだと、
     誤解していたようです。

     
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バムとケロのさむいあさ

2007-02-06 22:40:47 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
バムとケロのさむいあさ

文溪堂

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【お話】 スケートに出かけた犬のバムとかえるのケロは、
     池で凍りついているあひる(かいちゃん)を発見!
     なんとか助け出し、家のお風呂で解凍することに。
     そして、かいちゃんとの楽しい生活が始まるのですが、、、。


【感想】 頁の隅っこまで楽しめる絵本です!
     ちょっと気持ち悪い顔のバムも、なんだかかわいく思えてしまう。
     とても色鮮やかで、全体的に黄色がかった、暖かい絵です。
   
     いつもケロちゃんに振り回されっぱなしのバム。
     なんだか、やんちゃな男の子を持ったお母さんみたい。
     
     ケロちゃんは、お風呂でくさ~いおならをしたり、
     トイレットペーパーでミイラごっこをしたり、とってもおちゃめ。
     かわいくってたまりません。

     バムとケロのお家も必見!
     寝室の隅に椅子が置かれ、花も飾られていて、お洒落。
     窓の下には、オイルヒーター。
     洗面所の鏡もかわいいし、食卓の椅子だって、ブルーで素敵!
     
     どこを見ても、かわいらしいお家です。
     自分の部屋も、模様替えしたくなっちゃいますよ。


【文章】 1頁に、1~6行。
     コマ割してある頁も多く、漫画感覚で、読み進められます。
     そのため、0~3歳までのお子さんにはちょっとわかりにくいかも。

     娘の出産祝いに、この本をいただきましたが、4歳になるまで
     興味を示しませんでした。
     幼児向けの月刊誌でも、漫画のようなコマ割りの絵は、4歳向け
     から取り入れられているようです。

     大人の方が、はまる絵本かもしれません。
     学生の頃、「面白いから、お姉ちゃんも読んでみて。」と、妹に
     薦められたのも、バムとケロの絵本でした。
     「バムとケロのそらのたび」や「バムとケロのおかいもの」など、
     他にもありますので、気に入った方は、是非そちらもどうぞ。

     バムたちの後ろで、おもちゃくらい小さな犬が、こちょこちょと
     いろんなことして遊んでいます。
     それを見つけるのも、楽しいですよ!

     うちに2冊もあるこの絵本。
     出産祝いと誕生日祝いに、それぞれ別の方からいただきました。
     みんなが贈りたいと思うほど、いい絵本だってことですよね。



     
     
     
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うちのきんぎょ

2006-11-22 15:57:08 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
うちのきんぎょ

世界文化社

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〈お話〉ある朝、目がさめると、ぼくは金魚ばちの中にいた。
    おなかもすいたし、どうしよう、、、。
    男の子が、飼っている金魚と一緒に過ごすおはなし。


〈感想〉う~ん、正直言って、私はそんなにおもしろ~いとは
    思いませんでした。

    ところが、4歳の娘には大うけ!
    一日に何度も「おかあさん、読んで~」と本棚から持ってきます。
    「さっき読んだがいね~。」(金沢弁=さっき読んだじゃない)
    と私が言うと、
    「じゃぁ、自分で読もうっと。」
    と読み始めます。
    一日5回は読んでいたはず。短い話なので、読みやすいのです。
    うちで金魚を3匹飼っているから、感情移入しやすいのかしら。

    2歳の息子も、金魚がうんちをする絵を見て、
    えへえへ笑ってました。


〈文章〉ほとんどひらがな。1ページに、1~8行の文です。
    左頁に文、右頁に絵という繰りかえし。
    男の子の思ったことがそのまま文になっていて、リズムがいい!


〈贈るなら〉やっぱり金魚ははずせないでしょう!
      うちもホームセンターで1匹25円で買いましたよ。
      5匹いたけど、やっぱりすぐに2匹は死んじゃいました。

      娘はそれで、足し算や引き算を学んだようです。
      「5匹から1匹死ぬと、4匹!もう1匹死ぬと3匹!」
      と自信に満ちた笑顔で話してくれます、、、。

   
コメント (2)
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うみのむにゃむにゃ

2006-11-19 05:35:44 | 【へんてこ】なんだかおかしな話
うみのむにゃむにゃ

佼成出版社

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〈お話〉あやしいおじいさんが釣りをしています。鯛が釣れても、タコが釣れても
    
    すぐに捨ててしまう。狙っていたのは、実は、、、。


〈感想〉とにかく、カラフルで迫力ある絵に圧倒されました。不思議な色使いで、

    暗い色が多く使われています。じいさんの顔も一度見たら忘れられない。

    じいさんを見つめる二匹も個性的ですが、じいさんの釣りたかったものが

    すごい!!(お話の大事な部分なので話せませんが。)
    

    娘も息子も、リビングで、風呂場で、「なんなのよ~なんなのよ~」と
    
    踊るのが我が家でブームになりました。読んだ絵本で、我が家のブームは

    次から次へと変わっていくのです。


〈文章〉子どもの好きな、擬声語や擬態語がけっこうあるので、楽しく読めます。
    
    「なんなのよ~なんなのよ~」は、みなさんの体にしみついているリズム

    で、ぜひ歌ってみてください。


〈贈るなら〉大きなお子さんなら、釣竿も一緒に贈ってはいかが。

      手ぬぐいもおすすめ。最近はかわいい柄のものも出ていますよね。

      「やまのむにゃむにゃ」という絵本もあるそう。

      今度見つけたら、読んでみますね。


      釣りといえば、2歳の息子は、魚釣りがとってもしたいらしい。

      「大きくなったらお父さんに連れてってもらおう。」と私が言うと、

      「牛乳ちょうだい。」といつも言います。そんなに急がなくても。 
 
      娘は、「わたしはタコ釣るからね。」と言います。そのタコで、

      たこ焼きを作ってほしいそうです。私にできるかしら、、、。


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