山と猫

視界には山と猫。そんな日々の雑記です。

本のこと

2010年01月24日 | 
昼間はあんなに暖かかったのに
冷え込んできました。
まだ1月なんですものね。

昨日は、お出掛中、雪が降るのを見ました。
この冬初めてです。

少し前のニュースで
東京とかの南関東で、本格的に降ったのを知って
そう言えば見てないなァと思っていました。

積もることなく、すぐに止んだ初雪でした。

お出掛は、ちょっと遠くのブック●フに行くのが目的。
小規模ですし、読書好きではない県民性で
(何かで、本が売れない県だと統計が出たと聞きました)
何回行っても
欲しい本・掘り出し物の本は
なかなか有りません。

その後、TVで千葉県の図書館が映っていて
その蔵書の多さにびっくり。
人口の差はこんな処にも表れるのですね。
他県のBO行ってみたいです。
交通費を考慮したら、新刊本買えちゃうでしょうから
それだけの目的で行くのは止しときますが。

でも・・・いいなぁ。

本がたっくさん有るのを見るの
本当に幸せな気持ちになれるのです。

データベースだったのに

2009年12月29日 | 
本が好きです。読むこと、より本その物が。
買った本の中には「これで何時でも読める」という安心から
熟読しないまま、本棚で眠っているものも・・・
読書欲ではなく、物欲で欲しくなるようです。

後でブック●フ行きになりそうなモノは
我慢するようにしていますが。
購入資金も、極少ですし・・・(-_-)

読みたい、欲しい本
好きな作家の新刊情報
好きになりそうな作家の、他の作品
などの情報を得たい時

図書館の貸出がデジタル化されてから
所蔵図書検索は出来ますが
国会図書館ではないので、モレの方が多く
県内全図書館のまとめ検索を使っても
完全な出版物データベースではないでしょう。

そこで、活用していたのが「7」のネット本やさん。
絶版本まで知ることが出来て
本来の目的とは違いますけど
ありがたく、信頼して使っていたのに・・・

お店を広げてから
重くなるし、絶版は切り捨てるしで
デタベースとしては使えなくなってしまいました。

残念です。

本の情報、何処へ行って貰ったらいいでしょう・・・

読書

2009年12月10日 | 
カレンダーが残り1枚になってもう10日。

12月と今年最後の月が、頭の中で合致せず
ペラペラのカレンダーを見る度に、ドキっとします。

冷え込みが厳しくないし
子供が居ないので、イベントが無い・しない
そんな季節感の薄い生活をしているせいでしょうか・・・


最近、本を最後まで読み進められず
集中力を鍛えなければ、と思っていました。

でも、面白いと思える本に巡り合えれば大丈夫でした。
今日は日向ぼっこしながら、ちゃんと集中して読めました。

小川洋子 著   「カラーひよことコーヒー豆」

大島真寿美 著  「戦友の恋」

図書館で借りてきて、同時進行で読んでいます。

「カラーひよことコーヒー豆」はエッセイ。
「戦友の恋」は戦争とは関係無く、女子の生きる道、的な小説。

大島真寿美の小説、ごく一部を除いて大好きです。

ハズレなし?と思っていたのに、半分読んで止めたのは
小川糸の「ファミリーツリー」。
空気感が変わってしまって残念です。
主人公が男の子だからかな?
次回作に期待。

また好きな作家・作品に逢えますように。
王様のブランチに松田さんが出なくなり
本の紹介を当てにしていたので残念なのです。

翻訳のこと

2009年11月21日 | 
ホットカーペットのカバーを厚手のモノに替えました。
保温効果が増した気がします。

カーペットの上で寝ころんで
むかし買った本を読んだりしているのですが
海外小説の訳者が使う日本語が気に入らず
原書で読みたい、と思うことがあります。
特に古い小説は、言いまわしに無理があって・・・
「~しっちまったの。」
「~でござんすわ。」
意味は通じますが、ちょっとモヤっとくることも。
昭和の前半には、子供でもこんな言葉遣いしていたんですか?
そうなら、私の認識不足ですが。

でも小説って、ストーリーの他に
言葉の選び方・使い方で好きになることありますよね。

逆だとガッカリしてしまうんですよ。

残念ながら、英語スキルは原書レベルから程遠く
翻訳に頼るしかないのですが。

三浦しをん

2009年09月14日 | 
夜空が赤くて、なんだか恐いです。

三浦しをん 著 「星間商事株式会社社史編纂室」
読み始めました。
図書館の本です。

どうして今まで読まなかったか・・・
と思うプロローグの雰囲気です。
終わりまでこの感じが続いていたら
他の作品も読んでみましょう。
さてさて・・・

獣の奏者

2009年09月07日 | 
上橋菜穂子 著  「獣の奏者」

図書館で借りて、読んでいます。
既刊の2冊は再読です。
3巻目の探求編、残り一章まできました。
期待は裏切られておりません。

TV番組で、1・2巻を紹介していて
読んで感動。
上橋作品は旅人シリーズも大好きになりました。

そして、続編が出たよ情報が・・・

きっと図書館に入るだろう、
と、しつこくチェック。

1番は無理でしたが、
1週遅れで借りる事が出来ました。

王様のブ●ンチ、松田氏によると、
感動して涙する結末だそうです。

エリンのその後が気になっていた方
大人になったエリンに会えますよ。

いちたろう~(^▽^)

2009年08月20日 | 
しゃばけシリーズの「ころころろ」
買わないまま今日に至り
図書館で借りてしまいました。

町には図書館が2つあります。
2つの町が合併して出来た町だからです。

「ころころろ」は
近い方は発売後間もなく入ったけれど
ずーっと貸出中でした。

今日、その近い方へ行き検索機で調べ
もう1つの方にもはいった事を知りました。
オンラインにはまだ載っていない情報でした。
スタッフさんに予約をお願いして
取りに行って参りました。

往復15分ほど。わくわくの道のりでした。

あ~。読むのもったいない・・・
と思いながら読み始めています。

本 好きですか?

2009年08月07日 | 
滅多に新刊本を買わない私が、「えい。買っちゃえ!」と思った本

畑中恵 著  「ころころろ」

しゃばけシリーズの最新刊です。

県北にチェーンが沢山ある本屋に(町内:車で10分)行きました。
目立つ所に平積みを予想していたので
売れている本のコーナーとか
単行本の新刊コーナーを探したのです。
でも無い。
棚にも無い。

カウンンターのスタッフさんに声を掛けました。
「畠中恵のころころろは入らないんですか?」って。

村上春樹の1Q84ほどではないでしょうが
しゃばけシリーズの新刊の事ぐらい
書店スタッフだったら当然把握しているだろうと思っていたので。

しかしスタッフさんピンとこなかったらしく
「?。本をおさがしですか?」
「はい。」
「本の名前をもう一度お願いします。」
とのやりとりになりました。

系列店には在庫が有るので2~3日で取り寄せられる
との事でした。

お断りしました。(別の本屋に行こうと思って)

本が好きです、と言うのは面接の時だけなのでしょうね。
たぶん。

静かな苦しさ

2009年07月27日 | 
宮沢賢治の作品を再読しています。

さっき読んだ「よだかの星」
静かに、夜の底にいるように、荒れ野に立っているように
苦しく・寂しく・悲しい。

擬人化した動物が主人公だから、だけが理由ではないでしょう。

最近の「生きる苦悩」を描いた小説(天童とか灰谷とか)
身を焼かれたり、内臓をわしづかみされたりする様な
違う種類の苦しさと、何が違うのか考えました。

私なりの答えは
宮沢賢治が「解脱」に近いような人格であったから。

死を恐れず、
人生を良くしようとはしても、楽になろうとは思わない。

あめにもまけず

詩のなかだけでなく
小説(童話)にも
賢治のこころの美しさは表れていたのですね。

今まで一番好きなのが「グスコーブドリの伝記」でしたが
再読していくうちに変わるかもしれません。

本屋で悩む

2009年07月06日 | 
本は図書館で借り
好きになった(再読したい)・図書館にない本は
ブック●フの 100- を探し
半額のしかない時は100- になるまで待つ
のがいつもの私です。

ある作家のエッセイを購入し読み
その内容が「物欲」の話でした。
作家より確実にビンボな私が
決して多くないお給料から
中身空っぽの本に払ったお金が
とても、とても、もったいなく思えました。

そんな事があったからです。
作家活動を応援したい作家さんであると
確認出来るまで新刊では買うまい、と決めたのは。

で、ここからが本題。
「くるねこ」欲しいんです。
ファンになって日は浅いのですが。
くるさんのお酒代(^-^)にもなるけど
猫ちゃんたちの保護活動費やご飯代にもなるのですから
無駄なお金とは思いません。

問題は私のお財布の軽さ。
ド~ンと大人買いしたいところなのに・・・
怪しいオーラを醸しながら、
「くるねこ」の有る棚の前でしばしフリーズ。
結局、購入の決断(?)が出来ず、
後ろ髪引かれる思いで帰ってきました。

くるさん、ごめんなさい。

「きのうの神様」

2009年07月04日 | 
図書館に予約した本が借りられました。
西川美和 著 「きのうの神様」
直木賞候補になっています。
読むのが楽しみです。

この本を予約したのは候補作発表より前。
王様のブランチのブックコーナーで
特集として取り上げられていたからです。

コメンテーター松田さんのお勧めと
NHKのブックレビューはチェックしていて
読んだことのない作家の本を選ぶ時の参考にしています。

本を愛するご自身が読んで
良かった・面白かった本を紹介してくれるので
信頼出来ると思うのです。

趣味の違いもありますから
パスするモノも多いですけれど。

ブックレビューは最近パス作ばかり・・・
残念です。

荻原規子 著 「RDG レッドデータガール」#1 #2

2009年06月17日 | 
失敗です。
読んでしまったことが。
好きすぎて・・・

書き下ろし連作の未完結、次回出版・完結時期不明で
ヒロインは娘である様な年代なのに、感情移入してしまい
気に入った本の後に読む本に対する期待ハードルが高くなるので。

「十二国記」や恩田陸の水野理瀬シリーズの様な、
待っているのに出てくれず
苦しい思いをする本を増やしてしまいました。

親の年代の私が、10代の少女に共感するのってどうなんでしょう。
作者も大人なんだし、まぁいいか・・とも思いますが。

図書館の本で予約が入っている様なので
明日返却に行ってきます。

文庫が出たら買おうかなァ・・・

しゃばけ

2009年06月06日 | 
7月発売の「しゃばけ」シリーズの新刊「ころころろ」
待ち遠しいです。

そしてホームページにあった「まつり」
って何でしょうね?
来週発表?

発表までしつこくCheckしちゃいそうです。

集中力

2009年05月27日 | 
北村薫 著 「鷺と雪」

ベッキー(タレントのではなく登場人物のニックネーム)さんシリーズ
楽しみでしたし、ワクワク感は消えていません。
なのに、いざ読みはじめると集中出来ず
数行でストップ・・・

これが他の本でも同じで、読み進められません。

買った本なら、コンディションが良くなってから読めばいいのですが
これは図書館で借りた本。

返却しなくてはなりません。

一旦返して、また改めて借りようかなァ。

群ようこ著「れんげ荘」

2009年05月24日 | 
40代早期リタイヤ女性の一年。
ビンボさん暮らし。
母との確執。

群さん、貧乏でない時間が長いせなのか?
月十万で暮らす人は
×カフェ通う
×オーガニックにこだわる

群さん、独り暮らしのプロ
○中途半端な年代の人間が、
 日中一人でブラブラする→怪しまれる
 →散歩もTPO考える

決して嫌いではありません。
ですが、残念ながら「かもめ食堂」のように
何度も読みたい作品ではありませんでした。

そう言いながらも、群さんのエッセイ等を4冊
図書館で借りてきちゃったいました。
(おかめ猫しいちゃんの話
 「おかめなふたり」読了。)