映画プロデューサー日記

映画人34年、日本映画の活性化をめざして映画アナリストに挑む!

48年間の歴史に幕、新岐阜百貨店

2005-12-29 18:04:44 | 社会/家族
新岐阜百貨店は私の東京への出発場所でした。12月28日に岐阜に戻ってきた日に閉店した。前のPARCOも来年夏閉店する。行政の市街地活性、特に柳ヶ瀬衰退を止められませんでした。東海地域と連携した経済・商業の早急な活性化を望みたい。サヨナラ新岐阜百貨店に感謝! . . . 本文を読む

「SAYURI」は国辱的な映画なのか?

2005-12-27 21:34:10 | 映画作品
「SAYURI}★★☆☆☆ 12月27日ワーナーマイカル新百合④ 15:05の回定員175名入場者58名封切3週目 若い人は少なく中年が多い。 週刊文春12月29日号「国辱的な映画」渡辺淳一氏と朝日新聞12月22日「アメリカ的な日本 豪華に描く」立川志らく氏の論評は両極であったが間違っていないのである。ハリウッドの映画力と監督ロブ・マーシャルの映画的美学で最低限の娯楽的作品価値を装ってはいるが、誰 . . . 本文を読む

佐藤純彌監督の代表作が又、生まれた!「男たちの大和」

2005-12-25 10:54:16 | 映画作品
「男たちの大和ーYAMATO」★★★★★ 12月24日ワーナーマイカル新百合⑨ 21:40の回 定員240名入場者83名封切2週目 ほとんどが中年以上で女性男性が半々。夫婦割引を使って行く。夫婦や男性の二人連れが目立った。 私の崇拝する監督の1人である佐藤純彌監督が「戦争」と「現代」への思想を人間達の心情を冷静に淡々と描いて表現した「男たちの大和」は戦後60年を記する力作となった。 反町隆史と中 . . . 本文を読む

WEB戦略が「ALWAYS三丁目の夕日」を成功へ導いた!

2005-12-22 13:03:23 | 映画ビジネス
「ALWAYS夕日の三丁目」の映画セミナー第三夜が12月21日、「映画・アニメ・CMの全仕事」編集部と映画専門大学院大学とで開催された。 NTV側のプロデューサー高橋望さんと(株)ロボットの映画部の小出真佐樹プロデューサーとデジタルクリエイティブ部長の加藤雅章さんが出席されて「ALWAYS]のWEB戦略について語った。 1、WEBをを出来るだけ早く立ち上げて、現在公開中も更新して書き込みを頂いてお . . . 本文を読む

『大停電の夜に』は何故大ヒットしなかったのか?

2005-12-21 18:11:19 | 映画作品
『大停電の夜に』★★★☆☆ 12月20日新宿ピカデリー4 19時10分の回 定員44名入場者68名 封切32日目 女性53名男性15名(カップル7組)殆どが若い女性で前売り券での入場多い。24名の立ち見のお客様、ご苦労様でした。 プロデューサーの荒木美也子さんの奮闘振りが目に浮かぶ。しかし『大停電の夜に』が何故ヒットしなかったのか検証してみたい。 +①映像が美しい。(撮影設計の技) +②心美しい . . . 本文を読む

家族に未来への警鐘を与えるTV「終わりに見た街」

2005-12-04 08:26:42 | テレビ作品
12月3日、家族で見てしまった山田太一ドラマスペシャル・終戦60周年特別企画「終わりに見た街~朝目が覚めたら、昭和19年だった」★★★★★ 昭和19年にタイムスリップした現代の家族の体験を通して反戦と未来(明日?)に対する警鐘を与える秀作でした。 衝撃的なラストシーンは我々家族に「アレー!東京タワーだ!現代に戻った??『死の街東京』」を見せてくれた。 石橋冠の演出と制作会社「5年D組」の緻密な制作 . . . 本文を読む

「砂の器」デジタルリマスター版をBLU-RAYでみた

2005-12-03 13:51:50 | 映画ビジネス
12月2日デジタルコンテンツ協会主催、キネ旬総研共催で「デジタルの目指すもの!~今、映画はフイルムからデジタルへ~」のシンポジウムに参加してきました。 ①「平成18年度の映画振興政策」経済産業省メディアコンテンツ課高砂義行氏 ②「次世代DVD ブルーレイの全貌」ソニー 中川富博氏 ③「日本映画に於けるフイルムとデジタル」撮影監督川又昂氏、日大法学部客員教授秋山雅和氏 ④「「砂の器」のリマスター . . . 本文を読む