映画プロデューサー日記

映画人34年、日本映画の活性化をめざして映画アナリストに挑む!

「砂の器」デジタルリマスター版をBLU-RAYでみた

2005-12-03 13:51:50 | 映画ビジネス
12月2日デジタルコンテンツ協会主催、キネ旬総研共催で「デジタルの目指すもの!~今、映画はフイルムからデジタルへ~」のシンポジウムに参加してきました。


①「平成18年度の映画振興政策」経済産業省メディアコンテンツ課高砂義行氏
②「次世代DVD ブルーレイの全貌」ソニー 中川富博氏
③「日本映画に於けるフイルムとデジタル」撮影監督川又昂氏、日大法学部客員教授秋山雅和氏
④「「砂の器」のリマスターデジタル技術と新たな流通戦略」松竹取締役 席雅彦氏、版権開発室五十嵐真氏
⑤「日本映画の配給の課題と~デジタルによる新しい配給システム~」
モデレイター:キネ旬総研所長掛尾良夫氏、パネリスト映画監督塚本晋也氏、アップリンク代表取締役浅井隆氏、プログレッシブピクチャーズ代表取締役小澤俊晴氏、撮影監督長田勇一氏

以上。あらためてデジタルの日々の進化に驚くとともに撮影機材費がフイルムとは格段に安いことも新たな映画製作の改革につながると思う。日本の映画産業及び興行の研究者である掛尾氏の「全国で2,900スクリーンある中で「ハリーポッタ」が封切に向けて900本のプリントを「三丁目の夕日」が270~280本のプリントで上映中、「SAYURI]が300~400本。残りの日本映画はどうなるのか!」と発言。
もう一度「日本映画はどうあるべきか」「上映をどのように確保するか」我々は考えねばならない。
私の自論では「このままでは映画産業の中の日本映画はポジショニングを失うし、あのたくましいクリエイター(映画人)は滅亡していく」
砂の器 デジタルリマスター版

松竹

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