新型コロナウイルスの影響で
先週の日曜日から始まった僕の「観察経過期間」の自宅待機が
今日ようやく終わりました。
『上海市外から戻って(僕の場合は日本から上海に入国してから)
14日間の観察経過期間は小区(住んでいるアパート群)から出入り禁止。』
のルールを守りきりました。
そして僕に行動の自由を与えてくれる出入カードが
ようやく手に入れることができました。
◆手続きの書類とパスポートを事前に準備
◆携帯で契約している会社のQRを読み込んで表示内容を確認
(中国移動か中国電信からQRコードを選択)
◆体温測定
・・・いつものように非接触型体温計で測定。36.1度でした。
◆台帳で棟番号、部屋番号、携帯番号、カード支給枚数(住んでいる人数)を確認
◆カード支給
これです、これが欲しかったのです。
今日はこれから1週間ぶりに小区の外に出て
買い物にお出かけです。
もちろんどこに行くのも必ずマスク着用です。
今日も中国国内の感染者推移が更新されてます。(毎日数回更新されてます)
上海だけをみれば、
感染者 335人、 死者 3人 で、日本よりも少ないのです。
そして、中国全体でも新たな感染者数は減少に転じており
明らかに終息に向かっていることがわかります。
最近の上海では、『上海よりも日本のほうが危険』という認識が
常識になりつつありますね。
中国をのぞけば、日本は一番感染者が多い国です。
日本では昨日も感染者が続々と出てますね。
中国では感染者の推移データやグラフが公表されていて
いつでもだれでもみんなが持っているスマホで状況をみることができます。
日本でこのようなものはすでに運用されているでしょうか?
ネットで調べても見つからなかったので自分で作っちゃいました。
人数はWHO、中国国家衛生健康委員会などの発表をもとに集計したものです。
僕がとても気にしているのは
”クルーズ船以外の感染者数の不気味な増え方” です。
感染者増加のカーブが少しずつ大きくなってきています。
最近では未就学の子供や生徒、学校関係者にも感染者が出ています。
どこかで武漢のように急増することにならないかとても心配です。
武漢で患者が急増したのも、クルーズ船で患者が増えたのも、
感染者と非感染者がマスクを着用することがないまま
自由に交流していたからですね。
今の日本国内と同じだったんです。
ということは・・・日本の家族がすごく心配。
《世界の日本に対する動き》
すでに報道されていますが日本を訪れることへの "注意喚起" や
日本からの "入国制限" を始めている国が増えています。
アメリカ:日本に対して19日に「レベル1」の渡航注意情報を発令。
台湾 :22日に日本への渡航について「注意」から「警戒」へ引き上げ。
韓国 :日本への渡航延期を呼びかけ。
タイ :日本への渡航延期を呼びかけ。
ミクロネシア連邦、キリバス、サモア、ツバル
:日本を「高リスク国」と認定。
(感染の危険の少ない国に一定期間滞在したうえで入国することを条件。)
など。
世界の国々は日本が危険な国だと認識してますしこれからもこの動きは広がるでしょう。
今後も日本国内の感染者はさらに増えるでしょう。
感染者をこれ以上ふやさない、
3月末には終息宣言をするくらいのスピードでの行動が必要だと思います。
2002年に発生したSARSの時は終息までに7ヶ月の時間がかかりました。
3月末時点で国内感染者が500人、1,000人突破なんてことになったら・・・
東京オリンピックは延期か中止になる可能性が高くなると思います。