今夜も昔のはなしです、
皆さんは、行き倒れになったことありますか?
んなことある訳きゃないよな~・・・・・ははははは
約40年ほど前、学生の頃でした・・・・・・
その日、前日から友人のアパートの一室で
テーマはもう忘れましたが、何人かで激論を戦わせていました
昼メシ、晩メシと抜いてしまい
その日も、そのまま大学に行って授業を受け
その日の昼メシも食わず、午後に献血に行って一日を終え
夕方家に帰る途中、東京の山手線の車中でした
電車の中で立って車窓を流れ行く風景を何気なく見ていたのです
すると、突然車窓に見えていた風景が消え
窓の明るさだけになり、
その明るさが、急にす~っと上に上がっていったのです
これが意識を無くして、自分自身がくずおれてゆく瞬間でした
横に立っていた、おじさんがすぐに助け起こしてくれて
ウッスラと意識は戻ったのですが、力が抜けてしまい
おじさん、私を抱きかかえ、
丁度着いた新宿駅のホームのベンチに座らせてくれました
行き倒れになるってのはこんな感じなのかな~?
とここまでは、カッコ悪いけど仕方の無い話しなんです
問題はここからなんですが
やさしく<そしてちょっと乱暴に>ベンチに座らせてくれたおじさんは
今、駅員さんを呼んでくるからここで、待って居なさい!
てな事を云われた記憶がウッスラとあります
チョーちゃんは、おじさんの帰りを待ちながら
ふと横を見るとホームの売店があり
うまそうなアンパンがあるじゃないですか
ベンチの背に掴まりながら立ち上がり
ホームの柱から柱へと伝い歩きをして
売店の前まで行き<アンパン一個>と云ってた
それを持ち、元のベンチに戻り、むさぼるように食っちゃった
一口ごとに身体に力が蘇り、意識も身体もシャキッとして
くるのがハッキリと分りましたっけ
さて、そうなると、アンパン一個で元気になりました・・・・・
な~んて、云えないな~?
てことから、逃亡を決意しちゃったのです
あの時のおじさん、チョーちゃんとの年齢差からして
もう別の世界にいらっしゃることと思いますが・・・・・・
お元気でお過ごしですか~!・・・・・・変かな~??
その節は、大変有難うございました~!!