内藤典彦のコラム&ダイアリー

Column&Diary

ひとり試写会

2005年11月07日 | ブログ

今月の11月13日に行われる試写上映会のことで
先日、劇場スタッフとの技術打合わせがありました

打ち合わせ後、ちょっと時間があったので、
劇場スタッフの映写技師の方に頼んで
上映する作品を大スクリーンで観てきました。

劇場には誰もいなく、客席にいるのは僕ひとりだけ。
劇場を完全に貸切状態で堪能してきました。
いやいや初めての経験でした。ちょっとお金持ちになった感じ・・・?
客席にお客さんのいない映画館て、やっぱりさみしい感じがしました。
でも、すっごく落ち着けちゃいました。
まるで映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のラストシーンのように
客席のど真ん中にひとり座り、自分が撮った作品を腕を組みながら、
静かに、ゆっくりと、落ち着いて・・・

実験的に製作した、大した作品ではありませんが
大変な思いをしながら撮影して、苦労してひとり黙々と編集作業を行い
短い作品ですが、やっとの思いで完成させた作品。

今まで自分の作品を32型の大画面テレビと
小さな編集モニターでしか観ることが出来なかったのですが、
モニターで見る映像と大スクリーンで見る映像とでは、
こんなにも雰囲気や伝わり方が違うものかと実感いたしました。
監督である僕が意図していたことが大スクリーンで描き出されたとき、
果たして吉と出るか凶と出るか、これもまた実験のひとつとして加わりました。

この作品は最初、一般公開を目的としておらず、
あくまでも実験的に製作された作品。
しかし皆様にご覧頂き、今後の参考意見をお聞かせ頂ければ大変ありがたく、
是非とも当日、劇場にお越し頂ければ幸いでございます。
ちなみに、ご希望者は全員ご招待させて頂きます。

*P.S
この下に「独り言コラム第5弾」を掲載しました。
よろしければそちらもご覧くださいませ!

 

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