Sinn(ジン)を創業した
ジンさんってどんな人?
日本におけるドイツ時計の
パイオニア的な存在の
『Sinn (ジン)』
そのSinn社を創業した
Sinn(ジン)氏って、どんな人か?
1916年9月3日、旧・ドイツ領、
現・フランス領のロレーヌ地方の町、メッツで
3人姉兄の末っ子として誕生します。
1936年04月(ジン氏20歳)
幼い頃からの憧れだった
戦闘機のパイロットになるために
ドイツ国防軍のパイロット候補として
空軍(ルフトバッフェ)に入隊しました。
その後、ドイツは戦争に負け
軍隊は解体されたので
以前から興味のあった
時計業を始める。
時計の修理屋さんから始まり
1961年2月28日、ついに
Sinn社を設立
Sinn社は順調に業績を伸ばし
社長のジン氏は個人で趣味の
飛行機を持てるようになりました。
その後もSinn社は順調に
大きくなって行きました。
会社が大きくなると
社長であるジン氏は
以前のように開発や
デザインをするより
あいさつ回りが多くなった。
そこでまた、一から
自分らしい時計を作るため
Sinn社を売却。
一から新しい時計会社を
設立しました。
それが現在のギナーンです。
ジン氏は101歳で亡くなる寸前まで
新しい時計作りに情熱を傾け
現社長のクルー氏に
アドバイスを与え続けました。
飛行機とクルマが好きで
メカが大好きなジン氏。
ある時僕はジン氏に
『こんなにスパルタンな腕時計なのに
なぜ裏スケルトンなのですか?』
って、質問をした事があるのです。
それは、
ジン氏が設計、デザインを行う
ギナーン時計の多くのモデルが
裏スケルトンだったからです。
ジン氏がその質問に何と答えたか?
Sinn『南雲は時計が好きか?』
南雲『はい、時計が好きです。』
ジン氏は続けて
Sinn『じゃ、機械は見えた方がいいか?』
南雲『はい、見えた方がいいです。』
Sinn『なっ、私も機械が見えた方がいい』
って、言ってました。
本当に時計が好きな人でした。
空軍のパイロットを経て
時計修理業から始まり
Sinn社を創業し
その後にギナーン社を経営し
亡くなる寸前まで
時計作りに情熱を燃やし続けた
『時計バカ一代』
それが
Helmut Sinn (ヘルムート ジン)氏
という人物です。
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