HC名古屋 気まぐれ日記

HC名古屋ってどんなチーム?選手が様々な角度から教えます!

退団者挨拶

2016年04月16日 | ブログ
こんにちは。
昨シーズンをもちまして退団させていただくことになりましたNo.15のゆいです。

大学のハンドボールの引退をきにチームマネージャーの田中さんに声を掛けていただいてから2012?2016シーズンの4年間HC名古屋に所属させていただきました。

土地勘のない名古屋に住むのも、一人暮らしも初めて、料理だってしたことのない状態で名古屋にきました。右も左もよくわからないままの生活から行動範囲も広がり自転車でも原付でも色々なところにでかけられるようになりました。名古屋にきてからできる事が増えたのは間違いありません。4年前に比べたら少し成長したかな…。
家族の支え、チームメイトの支え、ファン・サポーター、協賛企業の皆様のおかげで4年間頑張る事ができました?振り返ってみるとなかなか濃い4年間でした。

1~3年目に関しては試合に出る為に練習に励むも、怪我→リハビリ→復帰!→怪我→リハビリ→復帰!…を繰り返すことに苦しみ、日々葛藤する3年間。よく枕濡らしてました。よく泣く私を支えてくれる方々にはご迷惑おかけしました…。4年目は怪我なくシーズンを終える事ができました。ここまで怪我をしていない事がなかったので一安心?
ですが、選手である以上試合でコートに立つ事を目標に日々練習してきましたがコートに立つ時間は限られているにもかかわらず、自分の持ち味を出せない事、流れを変えられない事、やはり力不足という事を実感する日々。自分の身体にもいろいろ問題が出てきておりこればっかりはこの先続けていくことに対しての不安が大きく昨シーズンをもって退団する事を決めました。この不安が除かれた時にはまたハンドボールに関わりたいと思います。生活の一部となっていたハンドボールから離れることはとても寂しいですが今後はチームのサポートができ
るように頑張ります。

入団当初から携わってきたハンドボールスクール名古屋校・みよし校の子供達や親御さん・指導員さん、講習会で出会った小学生・中学生・高校生。多くの人との出会いはHC名古屋や私にとってかけがいのない繋がりだと思います。このチームに入れて私はとても嬉しかったです。

応援してくださった皆様、チームに関わっていただいた皆様、選手のみんな4年間 本当にありがとうございました。


No.15 田邉 温子(ゆい)

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みなさま、こんにちは。

この度、このHC名古屋を引退することとなりました、NO.3ヒロです。
逢妻中学校、三好高校、HC名古屋シニアチーム、小松短期大学、HC名古屋。
15年間のハンドボール人生に自らの意志で終止符をうちました。

今年28歳になる私ですが、2015~2016シーズンは元気印な体だけがとりえだった私に怪我という壁が立ちはだかり、常にどこそこに痛みを抱えながら1年を過ごしました。年のせいか、思うように動かない体。それに加え、動かない体をカバーできるような、「ベテランだからこその技術」が私には備わっておらず、チームのお荷物になりたくない。という自分の勝手なプライドで引退を決断しました。
実際に、2015~2016シーズンの三重VIA戦。
勝てる試合だったのに私が足を引っ張ってしまい、1点差で負けてしまいました。
自分のシュートが入っていれば。
何度も思いました。
普段の練習でも自分のプレーのせいでチームの雰囲気が悪くなる。そういったことがもう怖くて、自分が情けなさ過ぎて。それを自分自身受け入れ、それでもやってやる!という気持ちにさせることができなくなってしまいました。まだやりたいという気持ちもありながら、日本最高峰のレベルでやっていく自信がなく、こんな中途半端な状態でやることこそ、これから勝っていく!というチームに対して失礼なことだと思い、わたしの気持ちを伝えてチームはそれを受け入れてくれました。

いろんな方たちに引き止めていただいたり、自分の気持ちを理解してくれて、応援するよと言っていただいたり。自分の不甲斐なさを感じる一方で、ハンドボールをここまで続けていたからこそ繋がったものを誇りに感じる自分もいます。

ごめんなさい。 と ありがとうございました。

どちらの言葉も言い足りない感でいっぱいです。

ケンさん、ジョウを追いかけて入ったHC名古屋。
特に監督に誘われて入ったわけでもなく、こいつ誰だ状態だったと思う。入って3年ぐらいは練習についてくので必死で、ヘルペスがよくできていました。6年間在籍して日本リーグで勝った経験は2回。そのうちの1回はベンチにも入れずビデオを撮りながら泣いてたのを覚えています。
とにかく勝ちが本当に遠かった。
そんな中で感じたことは、サポーターの温かさ。どんなに負けても応援してくれる方々、どーせ次も負けるんでしょ!と言いつつも応援に来てくれる子供達。
個人的にエールを送ってくれるサポーターの方もいました。

6年間の締めくくりで思ったこと。

それは、自分は本当は勝ちにこだわっていなかった。ということ。
そりゃ勝ちたいという気持ちはあったけど。
一緒に勝つという目標を掲げていた選手のみんなには本当に申し訳ないと思った。だけどそれ以上に応援してくれるサポーターのために頑張りたい。という気持ちが大きかったということに気付いた。
それがいいことだったのかどうかはわからないけど、ハンドボール人生で強豪校出身でもなかった私の、私らしい終わり方、私らしい気持ちの締めくくり方だなと思いました。
こんな私を最後まで応援してくれた方々、本当にありがとうございました。
みなさんが一番に求めていた「勝利」を私の在籍期間で2つしか届けることができなかったこと。
本当に本当にごめんなさい。
また、私が在籍していて一緒にプレーをしていたHC名古屋の選手のみんな、本当にありがとう。先輩として何かを教えてあげたり、鼓舞するような声かけもできず、みんなを引っ張ることができなくて本当に情けない先輩でごめんなさい。
それでもみんなが笑ってヒロさーん!って言ってくれて、私の居場所はここなんだと思ったし、私の声を出す姿や年のくせにみんなを笑かすようなバカな姿を見て何かを感じ、それに少しでも便乗してくれたことがすごく嬉しかった。

ありがとう!!!!!

繰り返します。
ごめんなさい。 と ありがとうございました。
どちらの言葉も言い足りない感でいっぱいです。

今後、HC名古屋に関わっていくことは決めているので、会場でお会いできる方もいると思います。その時には笑顔でお話しできたらなぁと淡い希望を抱いています。

今のHC名古屋には私のような中途半端な選手はいないはず。
個々にいろんな想いを抱いて、覚悟をして、今シーズンを迎えています。
引退した今、他人事に聞こえるかもしれないけど、頑張ってほしい。頑張るべき。
自分のために、応援してくれるサポーターのために。
今のメンバーとの時間を濃密に過ごしてほしい。

そんなHC名古屋の今後を変わらず応援していただけると、とっても嬉しいです。
日本一愛され、誇れるチームにこれからもなり続けるために。

割愛して、かいつまんで話したつもりが長くなりました。
中学校時代からのハンドボール人生15年を語り始めると小説書けるぐらい長くなりそうです。
そんな濃いハンドボール人生を送れたことに感謝。
ハンドボールで繋がった関係にも感謝。
親にも感謝。
中学、高校でハンドボールをする中でいろいろお金はかかったと思う。思い返せばお金がないと母から聞いたことはなかったけれど、本当はしんどかったと思う。
初めてHC名古屋の応援に来た時、差し入れは味噌串カツだったね。これはこれからも語り継がれる差し入れになるでしょう。
ありがとう、これからもよろしく。

まだまだ思い返せば書きたいことはたーーーくさんありますが、とにかくハンドボールを通して出会った方々、それ以外にもこれまでお世話になった方々、本当に本当に本当にありがとうございました!!!!

私は幸せ者だ!
Special thanksです\(^o^)/
これからも末長く、よろしくお願いします\(^o^)/



HC名古屋 NO.3 ヒロ
伊藤結花

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