ケ・セラ・セラ

5人と1匹の家族が暮らす平凡な毎日のお話です。

兄ちゃん

2012-05-29 | Weblog
最近自転車に乗れるようになったなぎ君は、遊びに行くときに自転車で行ってしまいます。

まあ、危ないのでヘルメットはかぶってもらうんですが・・・ちょっと心配な母です。

昨日は「お友達と公園で遊ぶから、自転車で行ってもいい?」と言うので、

1・ヘルメットをかぶって行くこと。

2・腕時計のアラームが5時25分に鳴るから、鳴ったらすぐに帰ってくること。

3・5時半過ぎたら家の鍵は全部閉めておくから入れなくなる。

と言う約束をして送り出しました。

今までは、家でゲームしたり戦いごっこをしたりするだけだったので「公園でお友達と待ち合わせして遊べるようになったんだ・・・」と子供の成長を感じつつ、大丈夫かな?とも思ってしまう母です。

さて、5時前になりしおを保育園に迎えに行き、家に帰って夕飯の準備をしながら、なぎの帰りを待っていました。

しおは・・・兄ちゃんのいない間に思いっきり好き勝手にベイブレードで遊んでます。

そろそろ5時半なので、きちんと帰ってくるかな?と思いつつ待ってましたが、なかなか帰って来ません

5時45分になっても帰って来ないので、もしかしたら近所のお友達の家にいるかもしれない。と電話をしてみると

「うちの子は1時間ほど前に公園から帰ってきたよ。なぎ君は他のお友達とその子の家に遊びに行ったみたい。」との情報を得ることができました。

確かに「公園の近くに家があるお友達と遊ぶ」と言っていたので、その子の家かな?と思うのですが、電話番号をしらないし家の場所も知らないし・・・。どうにも出来ずちょっと出て帰ってきてないかな?と近所を見てみたりしましたが、なぎの姿はない

しおと「兄ちゃんは何しよんやろね先にご飯食べようか?」と家に戻ると・・・学校から電話がかかってきました。

「今、ご近所の方がなぎ君の水筒とヘルメットと後、名前はないんですがリュックサックを届けてくれました。公園に置いたままになってたみたいです。明日なぎ君に持って帰らせたのでいいですか?」とのこと

「なぎの水筒は1個しかないので、取りに行きます。」とは返事したものの、まだなぎは帰って来てないので家を空けるわけにはいかないし・・・。

もしかしたら、帰ろうと思って水筒とかがないことに気づいて泣きながら公園で探してたら・・・?とも思うのですが、どうしようもなく

ばぁばに電話してみると「じゃあ、自転車でちょっと公園に見に行ってあげるよ」とのことなので、公園はばぁばに任せておくことにしました。

すると、また学校から電話が・・・。

「いま、本人たちが取りに来てます。持たせて帰らせますが、子供は5時半には家に帰るように指導してください。」とのことでした。

約束の時間はとっくに過ぎてますが、きちんと元気に帰ってくると分かって安心したので、しおと夕飯を食べながら待つことにしました。

もちろん、なぎがすぐには入れないように家の鍵は全部閉めて・・・ね。

しばらく待つと・・・やっと帰ってきました。

しかも、ばぁばと一緒に。

ばぁばには学校から2回目の電話があった後に「なぎは見つかったから。探してくれてありがと。ちょっとしばらく家の鍵閉めておこうと思うんだ。ちょっと反省してもらわないとね。」と電話をしたのですが・・・可愛い孫が家から閉め出せれると思うと可愛そうになったみたいです。

玄関を開けずにいると「ばぁばです。開けて。」とばぁば。

「兄ちゃんはもう家に入れんとこ。父ちゃんが帰ってくるまで外におらそうか?」と言うと「そうやね。鍵閉めとこ。」と、ちょっと楽しそうにしていたしお君ですが、ばぁばの声を聞いてすぐに鍵を開けてしまいました。

なぎは・・・悪いことをした。と言うのは分かっているけど、ごめんなさいって言えなくて「なんでいかんの時計鳴らんかったんよ。時間が来たなんて知らんかったんよ。」と泣きながら叫んでいました。

まあ、無事に帰ってきたし家に入れてもいいんですが、何事も最初が肝心。ここですぐに許してしまうと、何度も繰り返すのでは?と思い「きちんとお約束を守れん子はうちの子じゃない。お外に居て」と言ってみました。

すると・・・「分かったわい」と泣きながら走って行ってしまいました。

しばらく放っておこうと思ったのですが、ばぁばが追いかけて行くのでちょっと外に出てみると、家のすぐそばに立っていました。

「ばぁばはもう帰ろう」とばぁばが帰ってしまうと・・・なんで帰るんよと泣きながら家に走りこんだなぎ君。

その後は家の中でのお説教です。

「5時半に帰ってくるって約束したのに、遅れたのはいけないこと。」とキツメにいう私に向かって「家に入れんなんて、ママはなぎ君がどうなってもいいんやね。しおと2人でご飯食べて、なぎ君のご飯はないんやね」と泣きながら言うなぎ。

そこへしお君までもが「兄ちゃんが帰って来んけんいかんのよ」と大声で言うもんだから、なぎが「ウルサイ黙れや」なんて叫びだすし・・・。

ちょっとしおには黙っててもらって「なぎのことが大事だからきちんと帰ってきて欲しい。約束は守って欲しい。」と言うことをちょっとキツメにお話しました。

すると・・・やっと気が治まったのか「ごめんなさい」と言ってくれたので「じゃあ、ご飯食べて。早くお風呂に入らんと。もう、遅くなったから」とご飯を食べてもらいました。

先にお風呂に入って待っているとお風呂のドアを開けてお辞儀をしながら「反省してます。」と言うなぎを見て、なんだかちょっと嬉しくなった母でした。

それから、お風呂の中でお友達の家で何をしたのか?とかいろいろお話しました。

今までは、親が居ないところで遊んだりすることがなかったのに・・・。

こうやってだんだん成長していくんだな、子供って。なんてしみじみ思ってしまう母です。

昨日の夜はなかなか寝付けず、父ちゃんが帰ってくるまで起きていたので今日の報告をしてみました。

すると・・・「いいことなんじゃないの?自分も遅く帰ると家の鍵が閉まってて入れなかったことがあるよ。初めてだから気になるだけで、しおの時なんか放っておくんじゃないの?」みたいなことを言う父。

私は家に入れなかったなんて経験一度もないけど・・・。これが男と女の違いでしょうか?







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