長田雄次の動物ブログ

動物好きの長田雄次が、動物関連の記事を書いていきます。

長田雄次が調査!陸・海・空の意外に速い動物

2023年10月20日 | 動物

こんにちは、長田雄次です。

陸・海・空において「速い」と言われる動物たちは、例えば陸なら「チーター」だとすぐに思い浮かぶ方も多いですよね。ちなみに、海では「バショウカジキ」で空なら「ハヤブサ」だと言われています。

今回は、そんな「速い」動物のなかでも意外だなと感じた動物たちをピックアップしてみました。

意外に速い動物!陸編

陸を走るのが一番速い動物と言えば、誰もがチーターを思い浮かべると思います。チーターは最高で時速100キロメートルの速さで走る事ができる動物です。100mであればおよそ3.27秒ほどとなり、その速さがうかがえます。

チーターは獲物を狩るためにその足の速さを使いますが、すぐに疲れてしまうため長距離走は苦手です。

それでは、意外に速い陸の動物を見てみましょう。

キリン

キリンは長い首と脚を持ち、最も長身の哺乳類として有名な動物ですよね。動画などではゆっくりと背の高い樹の葉を食べる様子が紹介されている事も多く、なんとなくのんびりしているイメージを持っている方も多いんじゃないでしょうか。

実はこのキリン、走ると短距離であれば最速で時速50〜60キロメートルで走ることができるのです。およそ一般道を走る車と同じくらいですね。人の身長ほどもある長い脚が活かされています。

クマ

クマも大きな生物。大型のヒグマはなんと体長280cmもある個体もいます。最大体重はおよそ780㎏です。

動物園などでゆっくりと動くクマを見た事がある人もいるでしょうが、実はクマもおよそ時速40〜60キロメートルで走る事ができる生き物です。人間が走る速度よりもずっと速いですね。さらに木登りや泳ぎも得意で、天敵となるような動物もいません。

ヌー

ウシ科のヌーは体長190〜210cm、体重は150〜250㎏もある巨大な動物です。ウシとカモシカを掛け合わせたような見た目をしているので、和名では「ウシカモシカ」と呼ばれることもあります。

このヌー、この巨体にもかかわらず時速80キロメートルで走る事が可能なのです。自身は草食動物ですが、ライオンやヒョウ、チーターなどが天敵であるため、ヌーの赤ちゃんは生まれて10分後には立ち上がり、1時間後には走れるのだそうですよ。

意外に速い動物!海編

海で一番泳ぐのが速いと言われているバショウカジキは、全長約3.5mという巨大な魚で、時速90〜110キロメートルのスピードで泳ぐことができると言われています。

魚のパフォーマンスを元に計算されたものなので、実際にこの速度を出せるのかどうかは不明という説もあります。しかし、これが本当なら100mを5秒以内に泳ぐのですから、かなり速いと言えますね。

意外に速い海の動物を紹介します。

クジラ

クジラにもたくさんの種類がありますが、良く知られているのはシロナガスクジラやザトウクジラなどでしょうか。

クジラたちは、普段の遊泳速度はそれほど速くありません。しかし、ナガスクジラが敵から逃走する場合、短時間ではありますが、なんと時速およそ47キロメートルの速さで泳ぐことができるのだそうです。

クジラの中で一番速く泳ぐ種類は「イワシクジラ」という種類だそうで、最高時速55〜65キロメートルも出せます。

ダイオウイカ

ダイオウイカは世界最大級の無脊椎動物と言われている生き物で、深海で暮らしています。その体長は、ギネスブックに掲載されているもので体長13mの個体が最大級とされています。

このダイオウイカ、なんと時速40キロメートルで泳ぐのです。体長13m(大型バスよりも長い)もある生物が自動車のような速度で深海を泳いでいる所を想像するのは中々ロマンがありますね。

意外に速い動物!空編

最速で飛ぶ鳥については水平飛行の場合と急降下の場合で違い、水平飛行なら時速170キロメートルで飛ぶハリオアマツバメ。獲物を追う際の急降下(垂直)ならハヤブサが一番速く、その時速は389キロメートルです。

最後は、意外に速く空を飛べる動物の紹介です。

カモ

カモにも様々な種類がいるのですが、その仲間の中でも海に住み、水の中に潜って餌をとる「潜水性」のカモの仲間は飛ぶスピードも速いという記録があります。

たとえば、ホシハジロは時速128キロメートル、カワアイサなら時速130キロメートルのスピードで飛べます。これは、潜水時に翼を上手に使って潜るため、川や湖に住むカモよりも胸の筋肉が発達しているからなのだそうですよ。

コウモリ

空を飛ぶと言えば鳥が一番だと思われがちですが、実はコウモリにも中々スピートで飛ぶことができる種類がいます。

「オヒキコウモリ」という一番大きな種類のコウモリは飛行能力が高く、およそ時速160キロメートルのスピードで飛ぶことができます。

日本にも生息しているオヒキコウモリですが、実は絶対数が少ないため研究があまり進められていない絶滅危惧種でもあります。

まとめ:長田雄次が調査!陸・海・空の意外に速い動物

今回は私、長田雄次が「意外に速い」動物に焦点を当てて紹介しました。

体格が大きく、普段動物園や動画などで見た際にはなんとなくのんびりしていそうに見える動物が、意外と速いということがわかりましたね。

また、陸上の動物に比べ、空中や水中に生きている動物の速度を測るのはとても難しいとされているため、今回紹介した動物でも最高時速は所説あるようです。もしかしたら、今後もっと正確性の高い測定方法が確立され、もっと「意外」な動物が見つかるかもしれませんね。

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