長田雄次の動物ブログ

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動物のおもしろトリビア10選【長田雄次】

2024年02月26日 | 日記

動物のおもしろトリビア10選【長田雄次】

こんにちは、長田雄次です。動物を日々観察していると、面白い習性や癖を見かける機会が増えます。この習性や癖をしている時の表情やしぐさはとてもかわいいものであり、動物に癒される方も多いのではないでしょうか?

今回は、動物のおもしろトリビアを10選ご紹介します。

猫にも利き手がある

人間と同じように猫にも利き手があることを知っていますか?人間の場合、性別によって利き手は決まっていませんが、猫はオスが左手、メスは右手が利き手とされているそうです。

もちろん、猫に「どっちの手が使いやすい?」なんて聞いても返事は来ないので見て判断しましょう。

調べ方はお気に入りのおもちゃを頭の上あたりに乗せて、最初にどちらの手が出るかを見てください。他にもご飯を取る手、階段を上ったり下りたりする際にどちらの手が最初に出るかなどでも判断できます。

犬は味覚が少ない

犬は人間と同じ5つの味覚がありますが、感じる数は人間よりもかなり少なく、特に塩味に関してはあまり感じません。多くの犬にとって甘味は大好きな味で、旨味を感じるアミノ酸の味も好まれています。

酸味は少量であれば食べられると判断しますが、塩味に関してはほとんど感じることができません。

元々、食べている肉から塩分を摂取していたため、塩味を感じる必要がなかったことから味覚が発達しなかったようです。人間の1/5程度の味しか感じないため、繊細な味付けを感じ取るのは難しいかもしれません。

ペンギンの足は意外と長い

コロンとしたシルエットで足がちょこんと見えているのが誰もが想像するペンギンです。この姿を見ていると足が短いと思いがちですが、実はペンギンの足は長いのです。

短く少し見える足しかないと思われていますが、普段見えている足の部分は一部であり、人間でいえば足の甲だけが出ている状態です。その他の足は、体の中で折れ曲がるように隠れていて、歩く時はお尻を下げているような形になります。

同じ鳥の中でも、ペンギンの足が少ししか見えないのは体の外に出ている部分を少なくして熱が逃げないようにしているからです。

コアラが木にしがみつくのは体温調節しているから

いつも木で眠っているのがコアラの印象ではありませんか?お菓子のモチーフになるなど人気の高い動物ですが、実はコアラが木にいるのは体温調節しているからです。

暑さから体を守るため、木にしがみついて温度を下げ、涼しい木を選んで体をくっつかせています。涼しい時間帯はコアラの姿勢も緩んでいき、木を背もたれにして休むこともあります。

レッサーパンダはパンダではない

縞模様のしっぽと丸い目が愛らしいレッサーパンダは、名前にパンダと付いているため、パンダと同じ種類だと思われるでしょう。しかし、レッサーパンダはパンダと同じ属性ではありません。

発見当初はネパール語でパンダ(竹を食べる者)という意味で呼ばれていましたが、後でジャイアントパンダが発見されたため、小さいパンダという意味からレッサーパンダになりました。

現在は、レッサーパンダ科という種類に分類されているため、パンダと付いていてもパンダではありません。

パンダは笹を好んで食べていない

パンダというと、笹や竹を食べているシーンが思い浮かぶと思います。しかし、パンダは笹や竹を好んで食べているわけではありません。笹や竹を食べるようになったのは、「そこに笹や竹があったから」です。

これは極論かもしれませんが、天敵となる動物と争いを避けるために生活圏を変えてきたこと、中国の山岳地帯には多くの笹や竹があるからなどの理由があります。

笹や竹なら一年中食べられるという理由もありますが、本来草食動物ではないパンダの体では笹や竹の多くを消化吸収することができず、栄養を摂取しにくいことから多くの笹や竹を一日中食べているのです。

ライオンのオスは狩りをしない

ライオンは強くて素早く狩りをするとても凛々しい動物のように見えるかもしれませんが、実はオスのライオンは狩りをしません。

子育てや狩りはメスのライオンが行い、オスのライオンは1日20時間程度寝て過ごすとされています。また狩りで捕まえた動物は、オスが最初に食べてからメスが食べる順番があり、それでも足りない時は子どもを犠牲にしてもオスライオンが先に食べてしまうのです。

このようなライオンの上下関係が厳しいため、子どものライオンの生存率はとても低くなっています。

トラのしっぽは踏んでもセーフ

百獣の王と呼ばれるトラは、ネコ科の動物の中でも体長約2.5m、体重約300㎏と大型の動物です。強そうなイメージ通り、年間50~60頭程度の大型動物を捕食し、1回の食事で25㎏程度食べることもあるそうです。

そんなトラですが、実はしっぽなら踏んでも痛みを感じないようです。トラのひげ周辺には神経が集中しているため、触ってしまうと怒らせる可能性が高いのですが、一方のしっぽには神経が通っていないことから踏んでも怒らせることはないようです。「虎の尾を踏む」という言葉もありますが、実際はセーフかもしれません。

猿と犬は犬猿の仲ではない

人間と同じ霊長類である猿は、99%人間の遺伝子と一致していることから、人に近い動物と認識されています。そんな猿は、「犬猿の仲」ということわざのように、犬と仲が悪いわけではないようです。

所説ありますが、性格が違うこと、山で猟犬が猿を威嚇していたことなどから、このようなことわざが誕生したようです。

他にも、猿と呼ばれた豊臣秀吉と、犬千代と幼名が付いていた前田利家の会話がケンカしているように見えたことから誕生したという説もあり、決して猿と犬の相性が悪いということではありません。

カピバラは意外と足が速い

のんびりと温かいお湯に入っていてほのぼのとする表情が愛らしいカピバラですが、実は厳しい環境を生き抜く動物です。たわしのような堅い毛で覆われていて、前足よりも後ろ足の方が長くなっています。

本来、南米に生息している野生のカピバラは、他の動物に襲われそうになった場合、時速50㎞ほどの猛ダッシュで走るのです。現地では、カピバラという名前には「草原の支配者」という意味があり、その名の通り見た目からは想像できない速さで走れるのが特徴です。

ラッコ

今までに、ラッコを水族館で見かけたことがある方もいるでしょう。現在は絶滅危惧種に指定されたため、水族館でもラッコの姿を見る機会が減ってしまいました。そんなラッコの面白い生態は、寝る時に他のラッコと手を繋いで寝ることです。

その理由は、何も掴まらないで寝てしまうと気が付かないうちに沖合に流される可能性があるからです。また、海藻の多い地域で眠ることで他の敵から見つかりにくいというカモフラージュにもなります。

自然界で生きていくうえで必要な習性と考えられますが、見ている方はその可愛さに癒されるでしょう。

まとめ

ここまで、動物好きの長田雄次が動物のおもしろトリビア10選をご紹介しました。他にも動物には驚くトリビアが多くあります。この機会に、気になる動物にどんな特徴があるのかチェックしてみてください。



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