長崎東洋針灸館・長崎東洋漢方薬館

科学が好きな臨床工学技士であった私が、寄り道しながら東洋医学を学び、感動をつづったブログです。

舌診2 寒熱 症例 長崎県 鍼灸

2017年07月26日 | 東洋医学 鍼灸と漢方
舌診2 寒熱

前回簡単な舌色の判別を書きました。
患者の訴えをうのみにするなということを書きました。

症例を一つ(年に数人来られる症例)

訴えが真冬なのに、夜足が暑くて眠られず、ひどい時は氷で冷やす

病院にいったら、精神薬とシップを足に貼るように指示されたが軽減せず。
当館鍼灸受診

脈弱沈腎虚、腹部軟弱拍動、舌診 色青 無苔 細

腎虚による冷えからくると判断

失眠 多壮灸、復溜鍼置鍼 調整の鍼灸を施術
家で足を湯たんぽなので温めるように指示

その日から、症状消失しました。

しもやけを経験したことがある人はわかりますが
冷えすぎると暑く感じる。関係ありますか
でも、しもやけはかゆくなりますね。
これとは違うか、いや、あれは急激にストーブで温めるからおこるのか

私は子供のころ北海道の雪が多い地方に住んでいたので
しもやけはつらい経験を持っている。
これは、課題だ。
コメント
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