なあんおばはんの日常

湯河原

昨日は午後からドライブで夕方に湯河原に行った。

湯河原の町立美術館でとても素晴らしい日本画を見た。

雀の屏風絵が特にいい感じやった。彼は印刷の柿の色紙を買った。


それから独歩の湯という足湯に閉園間際に行った。

なかなかいい感じやった。

休日らしい休日を過ごして帰路に着くと、真鶴の有料道路からすごい渋滞で途中から相模原に抜けて帰ることにした。


相模原で初めて入ったラーメン屋さんはとっても美味しかった。


味噌味がうりの札幌ラーメンで、コテコテな見た目やけど食べたらさっぱりやった。


帰り道にちょこっと前のダンナの話が出た


話すだけでも苦しいマイナスの気持ちになった


私は一生懸命に頑張ってきたけど、前のダンナは私の気持ちにはなにも答えてくれなかった

頑張っても頑張っても次から次から問題が起きて、


その度にダンナは問題から逃げ続けてた


しみじみ救いのない人やった


今になってやっと見えてきた


彼が言った


どうしても負の面、負の面に行ってしまう人間はいる

そういう人はどうしようもないんや


断ち切らなあかん


これからは自分の幸せを考えなさい


と。

そうやね。

私は私の出来る限りのことは全部やったよ


苦労したおかげでいろいろ考えたし


今の彼の人柄の良さが理解出来る。


人間にとって一番大事なことは何か、


それは自分以外の存在に敬意と愛情、思いやりを持って接することや



そのことに気がつくことが人間の幸せやねん


と私は思う



昨日見た日本画の巨匠の絵には目に映るものすべてへの愛情が満ちてた


湯河原から帰ってきて、首都高で暗闇に浮かぶ新宿のビル群を見た時、


人間てえげつないな、と思った


彼が言った


高層ビルも、化け物のように見えたり、アートに見えたり、その時の心情で全く違って見えるね。


ビルの怖いとこは窓の一つ一つの中にたくさんの人間がいることや


それが怖い時がある。

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