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子宮筋腫とのおつき合い

2008年8月、子宮全摘により子宮筋腫との2年のおつき合いが終わりました。おつき合いの記録を残しておきたいと思います。

入院準備

2008年09月15日 15時25分41秒 | 手術決定~入院まで
さて、入院準備もしなければいけません。

今回、説明の時に聞いた『入院時に必要なもの』は、
・前あきの寝間着(膝丈)1枚
・T字帯 1枚
だけです。

病院の入院案内にも
・寝間着、肌着、タオル、バスタオル
・はし、スプーン、コップは当院で用意するので、それ以外で必要なもの
・洗面用具、ティッシュペーパー、スリッパなどの日用品

アバウト過ぎます・・・

ところが、出産で入院するときには「しおり」みたいなものがあって、もう少し詳しく書いてありました。
その経験を活かして、私が準備したのは・・・

●寝間着(マタニティ用のパジャマを2枚)
●T字帯(1枚)
●下着(サニタリー用3枚、普通のショーツ5~6枚、ブラ4~5枚)
●ナプキン(ナイト用と多い日用、10枚くらいずつ。おりものシート1パック)
●タオル(バスタオル3枚、フェイスタオル3枚、ハンドタオル3枚)
●スリッパ
●ティッシュペーパー(1箱)
●ウェットティッシュ(1袋。お出かけ用の小さいもの。)
●洗面道具(歯ブラシ、ブラシ、クレンジング、洗顔料)
●化粧品(基礎化粧品、メイク用品)
●入浴セット(ナイロンタオル、ボディソープ、シャンプー、リンス)
●置き時計(1個。できれば、秒針がカチコチいわないもの。)
●洋服(1セット。退院時に着るもの)
●暇つぶしグッズ(文庫本3冊、ロジック(パズル雑誌)1冊)
●小銭、テレホンカード、印鑑
●フタ付きプラスチックのコップ
●水のペットボトル(1本)
●クリアファイル

かなぁ・・・
入院始め1週間は、家族が毎日きてくれると言っていたので、パジャマや下着、タオル類の洗濯物は、使うたびに持って帰って洗濯してもらい、また持ってきてもらいました。

ナプキン類は、出血があった時のため。どれくらいあるか分からないので、サニタリー用のショーツも用意しておきました。

化粧品は、普段は基礎化粧品だけで充分ですが(病院にいる間は化粧しないので)、退院時に化粧をしたいのでメイク用品も。
同じ理由で退院するときの洋服も準備しておきました。
家族に持ってきてもらってもよかったけど、どんなのを持ってくるか分からないから・・・。

入浴セットも、入ってみたら病院のお風呂に用意されていましたが、私は持参しました。

フタ付きコップや水は、薬を飲んだりする時に。
確かに食事の時にはコップ付いてくるけど、それ以外の時に飲物が欲しくなるとコップはあった方がいいです。
水も病棟の「給茶機コーナー」まで汲みにいかなくてもいいように、用意しました。(だって術後すぐは、汲みに行くことすらツライから♪これも前回の経験を活かして。)

印鑑は、ひょっとして個室になってしまうと、「特別療養室利用申込書」(個室だから別料金が発生するよ、というやつです)に押印しないといけなかったり、必要な時があるかもしれないので。

クリアファイルには、手術の同意書や入院案内をはさんで持っていきました。
入院中も薬の説明や入院パスなど、書類がちょくちょく配布されるのは知っていたので、あると便利でした。

あと、肝心なのは置き時計。絶対に秒針の「カチコチ音」がしないものがオススメです。
これ、帝王切開で入院した時に懲りました。夜、寝る時にカチコチ音がすごく気になります。眠れない時は特に!

あとは結局使わなかったのですが、
●腹帯(術後の傷の保護のため)
●圧迫ストッキング(肺塞栓症予防のため)
以前は、手術中から圧迫ストッキングを着用してましたが、最近は使わなくなったそうなので、不必要でした。
腹帯も、傷がガーゼで保護されていたので 使いませんでした。
どちらも病院によっては、使うかもしれません。

暇つぶしグッズもこれだけ持っていっても、文庫本は読み終えちゃうし、ロジックは退院間近の時しかやれませんでした。寝ながらできるDSでも持ってけば良かったかな♪

~追記~
あと、生命保険に入っていたら、担当者へ連絡して、必要書類をもらいましょう。
(病院に書いてもらう診断書など)
入院時に持っていくと、退院する時にすぐに提出できます。


術前検査の結果&自己血採血

2008年09月15日 14時44分00秒 | 手術決定~入院まで
2008年8月頭です。術前検査の結果を聞きに外来へ。

病院の入り口で、受診票を出したら「自己血採血」という文字が書かれてました。
「??」という感じで診察を受けました。

検査結果は異状なし。
今回の手術は「腹式子宮全摘術+両側卵管摘出術」。
卵巣は病変があれば部分的に摘出することもあります、ということでした。
今回は有無を言わさず、縦方向切開(帝王切開の時に、縦切開を選択したので)。

手術の同意書を見ながら、先生に説明をされましたが・・・
どうも急いでいる感じ♪どうやら病棟の方に、出産しそうな方がいたそうです。
「じゃあ、サインは入院の説明の時に一緒に書いておいてくれればいいや。」
「適当だなぁ♪」
「適当じゃないよ~。今、ちゃんと説明したじゃん。」

こんな軽口が叩けるほど、気さくな先生です♪

「で、受診票にある『自己血採血』って何ですか?」
「手術の時に輸血が必要になったら、まず前もって取っておいた自分の血を輸血するようにしたいから。他人の血液だと、稀に感染症になる場合もあるから、自分の血の方がアレルギーとが出づらいもんで♪」
「それは今日、やるってこと?」
「そうそう♪血液検査の結果、血も元気だったから。ふっと思い出してオーダー出しておいた。時間あるよね?」
「(え~っと、ビミョーな時間なんですけど・・・)まぁ大丈夫です。」

本来なら、前もって言ってもらえると思います・・・やっぱり、先生の手抜きか?

ということで、処置室で入院の説明。
・入院は前日午後1時。
・顔色を見るために、化粧・マニキュアはしてこないように。
・外来で、受診票と入院申込書、医療に対する考え(アンケート方式)を提出すること。
・入院は約12日間で、費用は約15万円。
・産婦人科の病棟は産婦さんでいっぱいなので、1階上の病棟になる可能性があること。
だということでした。

説明してくれた看護師さん、私のこと覚えてくれてました♪
(まぁ1年前の話なので・・・覚えていてくれてありがたかったです。)

その後、処置室のベッドで自己血採血。
これって、後から領収書見たら、「手術」扱い。
だからかぁ。普段の採血は看護師さんなのに、この時は先生でした。
(ちなみに主治医の先生は、病棟での分娩に向かってしまったので、違う先生でした。)
針は普段の採血よりかなり太いです。私は献血したことないので、針の太さに少しビビりました。

15~30分くらいで終わると言われてたので、確かにそんな時間だったかも。
今回は400mlの採血です。採血している間に血液の出が悪くなるのか、途中何回か手のひらを「グーパーグーパー」してました。
採血後は30分くらい寝たまま。血圧と脈拍を測って、異常なかったので帰りました。
一応、血を抜いたということで、今日は鉄剤(スローフィー錠14日分)が処方されました。

ちなみに自己血採血は、午後やりましたが、軽くでも食事をしていったほうがいいです。あと、「採血後は水分を多めに取ってください」との指示でした。

さて次は入院準備です。

手術前検査

2008年09月15日 14時07分51秒 | 手術決定~入院まで
2008年7月末、人生2度目の術前検査です。

前日夜9時以降、絶飲食なので、暑くてもお茶も飲めないこの時期は、ちょっとツライものがあります。
でも、手術前は3時間前までお水くらいは飲んで良かったから、朝1のコップ1杯の水はいいかも?・・・術前検査の説明の時に、聞いておけばよかったです・・・。

今回は盛りだくさんの検査。
まず、産婦人科で主治医の先生から話を聞きました。
子宮の近くには膀胱などがあるので、レントゲンを撮る際に造影剤(尿路造影)を使用するための同意書にサインをしました。

当日、体調は良かったのですが、ちょうど生理になっていたので、そのまま検査を受けてもいいか(尿検査など)の確認もしました。
「最初から分かっていれば、特に問題なし」ということで、検査を受けにいきました。

1.血液検査&尿検査&便検査
●血液検査 → 貧血、血球成分、肝機能、腎機能、輸血に備えた検査(血液型、抗体検査)感染症検査(B型肝炎、C型肝炎、梅毒、エイズ)
●尿検査 → タンパク、糖、比重など
●便検査 → 便潜血

血液検査では、4本分抜かれました。尿検査に行く前に、係の人に生理中であることを伝えると、検尿カップにそう書かれました(検査の時に考慮できるように)。
便検査は、検査容器を前回もらって帰るのを忘れたため、後日産婦人科外来へ持ち込むことに。

2.生理検査
●肺機能検査(肺活量など)
●心電図検査

肺機能検査は、筒みたいなのをくわえて鼻をクリップでつままれ「ふぅー!」と肺活量を測ったりしました。
心電図は心電図。でもすごく早いです。あっという間に終わっちゃいました。

3.レントゲン撮影
●胸部レントゲン
●尿路レントゲン(造影剤使用)

胸部レントゲンは立位で、尿路レントゲンは寝た状態で撮影しました。
造影剤はヨードアレルギーがあるとダメだそうです。
MRIで使った造影剤とは違う種類だそう。この造影剤を注射する時もまた、「ぶっそうなことを言いますが、何万人に1人は亡くなったりする方もいますので・・・」というようなことを言われました。
注射している最中も「気分悪くないですか?」と何度も声をかけられました。
また造影剤を使用するときに、だいたいの体重を聞かれるので、当日朝にでも測っていった方がいいです。

1年前に検査しているからか、今回は凝固機能(止血の能力)の検査はありませんでした。
(耳にプチッと針を刺して、止血するまでの時間をチェックするやつです)

本日はこれにて終了。便検査用の容器を産婦人科外来でもらって、会計をすませて帰りました。