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子宮筋腫とのおつき合い

2008年8月、子宮全摘により子宮筋腫との2年のおつき合いが終わりました。おつき合いの記録を残しておきたいと思います。

検査結果を聞きに・・・そして手術決定

2008年09月14日 18時25分32秒 | 検診~手術決定まで
後日、検査結果を聞きに病院へ。

「やっぱり大きくなってるね~。」と先生。

今は電子カルテなので、サクッと2枚の画像が並べられるんですよね♪
「こっちが12月で、こっちが今回のね。」
半年前の画像と比べて、素人の私が見ても大きくなってました。

「どうする?あとは大きくなるばっかだから、もう取っちゃった方がいいと思うけど。取るなら子宮全摘になるけど・・・」
「うん、いいです。じゃあ、お願いします。」

基本的に・・・「大きさが大きさだから、大きくなったら摘出を考えた方がいい。取るなら全摘になるタイプ」というのは、ずっと妊娠中から言われ続けてきたこと。

「10cm以上」というのが、1つの目安だそうで、どこの病院も筋腫の大きさが10cmを越えると、手術を勧められるそうです。
父ちゃんにも相談せず、1人で決めちゃいました。父ちゃんも「取るなら全摘」は頭の中にあるはずなので・・・

セカンドオピニオンは考えませんでした。先生とは1年以上の付き合いで、信頼していたから。

私が「全摘」に悩まなかったのは・・・
・もう子どもがいるから。
・年齢的にも、これ以上の出産は望んでいないから。
・1年以上「大きさ的に全摘になる」ことを言われていたから。

これが、まだ出産してなかったり、初めて検査にいって突然言われたら、間違いなく悩んだし、セカンドオピニオンも考えたと思います。
ずっと「全摘」の可能性を言われていたので、父ちゃんとの話し合いもついていたし、覚悟もありました。

これが2008年6月末の話。

手術室の予約状況を確認して、8月12日に手術することにしました。
わざとお盆にしたのは、父ちゃんが長期連休中だから。
こども2人の面倒を見てもらわないといけないので・・・。

「13日から病院が連休だから、手術の次の日に様子見にこれないかも。」と先生。
「それは全然構わないので、12日で!」
「里帰りしなかったら、見にこれるかも。あ~、里帰りめんどくさいから、見にきちゃおうかな。」
・・・先生、私を里帰りしなくていい理由にしないでください・・・

この日は、術前検査の予約と説明を聞きました。
・術前検査の前日夜9時以降は、飲食禁止。
・8:40までに産婦人科外来へくること。
・当日、体調が悪ければ連絡すること。

2度目(しかも前回は1年前)なので、要領は完璧です!

病院を出てから、とりあえず父ちゃんへ手術になったことを報告。
会社に戻ってから、上司&同僚に報告しました。
上司&同僚は、婦人科手術経験あり!報告しやすくてよかったです。
シフトや担当している仕事は「仕方ないよ、どぉ~んとまかせなさい。」と言ってもらえました。

3ヶ月検診(4回目)

2008年09月14日 17時54分26秒 | 検診~手術決定まで
4回目の3ヶ月検診です(2008年6月です)。

今回から、下の子が保育園に入ったため、1人で気楽な検診です。
子どもが一緒にいると、他の患者さんに気を遣います。いつ泣き出すか分からないし・・・。
預け先があるなら、実家でも友人でも 子どもは預けて1人で病院へ行くことをオススメします。

今回もいつものように内診すると、素人の私でもエコーで測ったサイズが大きくなっているのが分かります。
先生が「え~、大きくなった?」
「私も今サイズ見てそう思いました。1cmくらいサイズ違いますよね?」
「そうだねぇ。生理始まって、どれくらい経つんだっけ?」
「もう1年くらいかな・・・」
「そっかぁ、大きくなり始めると大きくなる一方だから。」

診察室に移ってから・・・
「MRIは前回12月か。MRIと血液検査しとこっか?」
「1年に1回MRIって言ってたのにね。予定通りにはいきませんね~。でもお願いします。」

元々9cm弱からはじまっていたのに、10cmくらいになってました。

ほんとに何事もなければ、サイズアップしただけの話。
でも先生も世間話程度に「最近も筋腫だと思っていた人が、肉腫だったんだよね~」と脅してくれます

病院のHPにも「子宮筋腫においては、悪性腫瘍である子宮肉腫の可能性を臨床的に完全否定することが困難です。当院では過去20年間に17例の子宮肉腫を経験」とはっきり書いてありました。

また造影剤使用のMRI検査です。
MRI検査は、当日できることがほぼ不可能なので、また後日病院へ行くことに。

その結果は、また後日です。
仕事は、時間の都合がつけやすいのでありがたいですが、フルタイムで働いてたら、こんなにしょっちゅうは休めないかも♪
小さい子がいながら、自分の病気のことでも仕事が抜けられる、理解のある会社でよかったです。



3ヶ月検診(3回目)

2008年09月14日 17時30分05秒 | 検診~手術決定まで
3ヶ月経ちました(2008年3月です)。3回目の検診です。

子宮筋腫の検診は、たいてい内診台で行われます。(3回目にしていうことか・・・)
そこでは、先生による視診(いつも「機械入ります」と言われます)・触診(先生の手による内診。いつも「内診します」と言われます)・経膣エコー(いつも「超音波入ります」と言われます)の3点セットです。

内診台はカーテンで仕切られていますが、このエコーは患者側にも1つ付いていて、見ることができます。

今回のサイズは、90mm弱。サイズアップはない、ということです。
だからなのか、検診はこれだけで終わりました。

この回まで、4月に産まれた下の子は いつも連れて行ってました。
今回は春休みだったこともあり、上の子も一緒に♪
内診している間、内診室とはドアで仕切られているので、下の子の面倒をよく見てくれていました。

この頃には、先生とも仲良くなっていたので、色々私生活の話なども♪
子育ては私の方が若干先輩だったので(先生も子どもがいます)、学童保育の話とか子どもの留守番についてとか、たわいない相談事とかもしました。

また3ヶ月後に次回の予約を取り、帰宅しました。

3ヶ月検診(2回目)

2008年09月13日 22時53分16秒 | 検診~手術決定まで
また3ヶ月経ちました(2007年12月です)。2回目の検診です。

出産後2ヶ月~3ヶ月で生理は再開。でも、今までと変わらず普通の生理が続いてました。
(私のいう「普通」とは、出血量が多いとか生理痛がひどいとかの症状がない、ということです。)

「今回も特に変わってないね~」という、言葉を期待した私。

「あ~、前に比べてちょっと大きくなってるかなぁ。」という先生。
確かに内診の時、経膣エコーの画像でサイズを測った時、今までよりちょっと大きくなってました。90mm弱だったのが、90mm強。
「MRI撮ったの、1年前かぁ・・・。最近してないから、1度MRIでしっかり調べましょう。造影剤を使うときちんと分かるから、使うね。」
「あと、血液検査もしとこっか。」

ちょっとドキドキしてきました。
最初の頃に「急激に大きくなると、肉腫の可能性がある。肉腫だと進行が早いから。」と言われていたので。

MRIの予約をして、その日は血液検査のみ。
後日MRI検査です。

MRI検査は、前もやっているので緊張感なし。
ただ10分程度入ったあと、造影剤を打ってまた10分くらい入ります。
造影剤を打つ時に、「体重に合わせて造影剤の量を調節するので、だいたいの体重を教えてください。」と言われます。
前日または当日朝に 体重計に乗っていった方がいいです!

そして脅かされます。
「まれに造影剤でアレルギー反応を起こす方もいますので、気分が悪くなったらすぐ教えてください。」
造影剤を注入している間も、「気分悪くないですか?」と何度も聞かれます。
全然アレルギーのない私でも、「自分が気づいてないアレルギーがあるかも」とドキドキしました。

検査結果は当日聞けました。
というか、MRI検査の時間に合わせて、外来の診察予約を取ったから。
MRI検査の結果、異常なし。血液検査の結果、腫瘍マーカーの値も正常だったから、「今回はこのまま様子を見ましょう。」ということになりました。

一安心です♪
ただし別の心配が・・・。
画像診断をすると診察料が跳ね上がります!(私の場合、普段の検診は2000円程度。MRIをすると1万円弱。)・・・要注意です・・・。


3ヶ月検診(1回目)

2008年09月13日 22時30分18秒 | 検診~手術決定まで
出産後1ヶ月健診から3ヶ月が経ちました(2007年8月です)。
今回は筋腫オンリーの検診です。

内診の時に、スクリーニング検査を一緒にやりました。

子宮筋腫でのスクリーニング検査は、筋腫の部分の細胞を少し採取して、良性腫瘍の有無を判別したんだと思います。(詳しく聞きませんでした・・・)

これは妊娠中にできなかった検査の1つ。
今回初検査です♪
「今日、ちょっと出血があると思うけど、検査をしたことによる出血だから。おりものシートがあれば大丈夫だよ。」
と言われました。
ホントに少し出血がありましたが、おりものシートで充分間に合いました。

検査結果は後日、聞きに行きました。
結果は良性でした。「クラスa」と聞きました。
そういえば、悪性だと「ステージ1」とか聞きますね。

検査結果は問題なし。筋腫自体の大きさも変化なしということで、次回3ヶ月後にまた検診予約をして帰りました。