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子宮筋腫とのおつき合い

2008年8月、子宮全摘により子宮筋腫との2年のおつき合いが終わりました。おつき合いの記録を残しておきたいと思います。

子宮筋腫との出会い(3)

2008年09月12日 14時20分28秒 | 筋腫との出会い
ついにMRI検査の日。

放射線科で受付をして、MRI室の前で待っていたら、放射線技師の人が
「ぴいこさん、妊娠してるんだよね?6週目だとまだ検査できないんだけど、
1度、産婦人科の先生に聞いてみるね。」
ということで、待たされ状態・・・・・・

結局、まだ妊娠6週ではなく8週からOKだということが判明。
先生、頼むよ~
でも、主治医の先生、MRI室まで迎えにきてくれました♪

予約を取り直して、8週目にMRI検査決行です!
検査着に着替えて、MRI室へgo!

MRI室では、おなかを保護するためにカバーをつけられました。
思っていたよりも、MRIの中って狭いし、音が大きい。
「ガッガッガッガッガッ・・・・」「カリッカリッカリッ・・・」とか。
ヘッドホンをつけてくれたのに、結構響きました。

で、検査結果が出るまで、産婦人科外来で待機♪
今回は退屈しないよう、文庫本を持参してきたのでばっちりです。

結果は卵巣ではなく子宮筋腫だろうということ。
私の場合は、子宮の外側にできる「奬膜下筋腫」という筋腫だそうです。
でも、場所が子宮頸部後方だったので、卵巣膿腫の可能性も捨てきれない。
大きいので、子宮肉腫の可能性もある。
今回は、妊娠をあきらめて手術するか、だましだまし妊娠を継続させるか、
二者選択が突きつけられました。

「旦那さんにも説明がしたいから、今度は旦那さんも一緒にきてください。あと、どうするかも相談してきといて。」と言われました。

後日、父ちゃん(旦那です)と一緒に病院へ。
私たちの選択は「だましだまし妊娠を継続させる」にしました。
「分かりました。妊婦健診しっかりきてくれれば大丈夫だと思います。」
と先生も言ってくれました。

長くなりましたが、これが私と筋腫との出会いです。

子宮筋腫との出会い(2)

2008年09月12日 13時58分36秒 | 筋腫との出会い
紹介状を持ってK総合病院へ行ったのは、月曜日でした。

どんな病院でも、休み明けって混んでるんだよね・・・

朝9:00過ぎに病院へ着いたのに、診察をしてもらったのは昼の2:00過ぎでした。

名前を呼ばれて診察室へ入ると、女医さんでした。
人生初の女医。この先生との付き合いがその後続くことになりました。

「おっきいですね~!」が第一声。
たぶん紹介状にある程度の大きさが書いてあったんだろうなぁ。
「とりあえず内診してみましょう。」
内診台にあがって、腹部エコー・内診・経膣エコーをしました。
腹部エコーは妊娠中に経験済みですが、経膣エコーは初体験♪
「あ~、やっぱり大きいなぁ。で、場所が分かりづらくて卵巣か子宮筋腫かどっちだろう・・・」
先生もどっちか判定しづらい場所だったみたいです。

妊娠中でなかったら、詳しい検査にすぐ入れますが、私は妊娠中。
「妊娠中でなかったら、PET-CTとかできるんだけど、できないんだよね~」
「まだ妊娠初期だから、MRIもできないんだけど、6週を越えれば
MRIできるから、その時に1度検査やりましょう。」

話を聞いて分かったこと。
・私の骨盤内には、直径10cm弱の腫瘤があること。
・ひょっとしたら、妊娠をあきらめなければいけないこと。
・詳しい検査が何もできないので、しばらく様子を見ること。
・卵巣だったら、妊娠中に手術をすることになるかもしれないこと。

その日は、MRI検査の予約を入れて帰りました。

でも、検査ができるまでは、いくら楽天的な私でも どうも落ち着きませんでした。

子宮筋腫との出会い(1)

2008年09月12日 13時36分33秒 | 筋腫との出会い
私が子宮筋腫と出会ったのは、ちょうど2年前の9月です。

それまで「生理痛がひどい」とか「貧血がある」とか、特に自覚症状は何もありませんでした。
毎月1回、ほぼ定期的に生理はやってきていたし、その間の出血がひどいとかもありません。

そんな私が下の子を妊娠しました。
上の子の出産してから10年弱。その間、産婦人科へは通っていませんでした。
子宮ガン検診も受けてなかったし♪

約10年ぶりに上の子を出産した、地元の産婦人科へ 妊娠判定に行きました。
深く考えもせず・・・

そんな私に担当した先生は衝撃的なことを言いました。
「妊娠は間違いないけど、卵巣が腫れているから、すぐに大きい病院へ行ってください。
紹介状書くから。K総合病院とT病院、どっちがいい?」
「そんな重大なことなんですか?」と聞くと、
「ひょっとしたら、妊娠中に手術になるかも。とりあえず週明けすぐに行ってください。」

その日は金曜日だったので、先生は「週明けすぐに」と言ったようです。
K総合病院へ紹介状を書いてもらい、その日は帰りました。

嬉しいはずの妊娠が、大きな病院へ回されるほどのことになっているなんて・・・
帰りの車の中で涙がでてきました。

会社の同僚に話すと、
「30代になったら、子宮筋腫とか卵巣膿腫とか多いよ。私もやってるから大丈夫。あんまり深刻に考えないで♪」
と言ってくれたので、ちょっと救われました。

そして、私は月曜日にK総合病院へ行きました。