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-1919年のインド、アムリトサルの虐殺ー中村屋のボーズ『インドからの叫び』-(GHQ焚書図書開封第152回より)

2022-02-10 15:51:09 | 近現代史

GHQ焚書図書開封第152回

-1919年のインド、アムリトサルの虐殺ー中村屋のボーズ『インドからの叫び』より-

イギリスの地球侵略

 第127回 -西洋人のアジア攻略の概要-

第128回 -イギリスのインド攻略の原点 プラッシーの戦い

第129回 -200年に及ぶイギリスの介入による支那の崩壊-

第130回 -阿片戦争の真相-

第131回 -阿片戦争の後始末にあえぐ無残なる老廃国-

第132回 -瞞し打ちで支那の骨肉を切る冷酷無比な大英帝国-

 

インドカレーで有名な新宿中村屋は、アジア主義者犬養毅、頭山満、内田良平などともにインド独立に貢献したラス・ビハリ・ボーズのつくったお店である。ラス・ビハリ・ボーズは孫文と同様に日本に亡命しており大川周明とも交流があった。

 

 東インド会社時代から、イギリス人はインド人に対して、不法、非人道的、弾圧、圧迫、迫害による残忍な行為を行ってきた。そして、インドの政治的、経済的、社会的、知識的生活をことごとく破壊してきたのである。

イギリスの圧政に耐えかねたインド人はインド独立に向け反対運動を起こしたが、イギリスはローラット法案で反対運動を弾圧し始めた。ガンジーはローラット法案反対に立ち上がった、そんな中、1919年4月10日及び13日にダイア将軍率いるイギリス軍によって、無防備なインド人男女、子供を射撃するというアムリトサル広場での虐殺事件が起きた。その後、戒厳令が発せられ、インド人は更なる非情な弾圧を受けることになった。

 参考文献:「インドの叫び」ボーズ・ラスビハリ、「大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だった」安濃豊

2017/11/22に公開



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