馬渕睦夫『和の国の明日を造る』第77回 「テーマ:2017年の回顧」
オーストリアの連立合意に見られるように、ヨーロッパ各国の国民は移民に対して厳しい政策をとることを、要求するようになってきた。
ヨーロッパ、アメリカ、我国のメディアは左翼であり、一貫してグローバリズムを追及している。
トランプ大統領を冷遇した文在寅大統領は、今度は習近平国家主席から冷遇されるという破目になった。韓国の蝙蝠外交に愛想をつかれたのであろう。
イギリスのパーマストンのいう「国家には永遠の友も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益のみ」が外交の基本姿勢であるべきだ。
産経新聞に掲載された「朝鮮戦争は金日成の侵略戦争と中国義勇軍参戦に始まる米中代理戦争」という神谷不二氏、平松茂雄氏の見方は間違っている。
戦後、マッカーサは軍事的空白地域となった朝鮮半島を足がかりに、台湾の蒋介石を朝鮮戦争に参加させ、支那本土の毛沢東共産軍を壊滅しようと計画したが、それを止めたのはワシントンのトルーマン大統領であった。
アチソン国務長官が「南朝鮮は軍事境界線の防衛ラインの外」と宣言し、金日成の南朝鮮侵攻を誘導し、侵攻した後に、アメリカは国連軍を結成し反撃を開始したのである。
国連軍結成の議決に際し、金日成のバックにいたソ連は会議を欠席し実質的に賛成を容認した(拒否権を発動しなかった)。
つまり、米ソ両国の合意に基き、朝鮮戦争を起こさせ、北朝鮮及び中国本土の共産化政策を推し進めようとしていたのである。
第二次世界大戦後の米ソ対立構造に基く国際秩序がこのようにして確立されたのである。
国際紛争は、第三国が弱いほうを支持すると長引く(満州事変に関わる支那支持、第二次世界大戦の原因となったポーランド支持、エルサレムの地をめぐるパレスチナ支持が好例である)
今回トランプは中東和平に真剣に取り組む姿勢をしめした(イスラエル支持、テルアビブから西エルサレムに米大使館を移すとの発言)
2017年はグローバリズムとナショナリズムの熾烈な戦いが進行した年であったが、その決着はまだついていない。
今年、グローバリズムとナショナリズムの戦いが世界的規模で先鋭化したのは、アメリカにトランプ大統領が登場したからである。
トランプ登場以前のグローバリズムを推進してきたアメリカの国際干渉政策は、従前のアメリカの国力を弱くする意図をもって実施されていた。
アメリカファーストを打ち出し、国際干渉政策を止めようとしたのがトランプ大統領である。しかし、国内にいるグローバリストも影響も無視できないので、政策の1/2はグローバリズム政策を取り入れている。
「ヤドリギ」・・・花言葉は困難に打ち勝つ
、◆質疑応答コーナー
【質問】安倍首相が一帯一路に協力的な姿勢を表明しましたが、イマイチ賛成しかねます。裏に隠された本当の狙いがあるのでしょうか?
・外交上、正面切って一帯一路が無意味とは言えない。一部の企業は興味をもっているようだが、その企業は自分のリスクで参加すればいい。間違いなく失敗するだろう。中国が大風呂敷を広げたときは注意したほうが良い。
【質問】GHQのプレスコードに、「第三次世界大戦について言及してはいけない。」と有りますが、計画していると言うことですか。
・計画している勢力はある。
世界の指導勢力に属していたズビグネフ・カジミエシュ・ブレジンスキーは、自分の著書の中で「アメリカのソフトパワー(武力によらない力)を使って世界をグローバル化する最後の大統領はオバマーであり、それが出来なければ、次のチャンスはない」と宣言していた。次は、戦争によってグローバル化を進めるということ。
【質問】大東亜戦争を戦った軍の上層部は、日本を追い込んだのはユダヤ資本家だと知っていたのでしょうか?
・戦前発行されたユダヤ研究に関する本を調べた結果、陸軍関係者の一部の人はすでに知っていた。
ルーズベルトの側近だったハリー・ロイド・ホプキンスはユダヤ系共産主義者であった。ルーズベルト政権下の官僚だったバーナード・マネス・バルーク、ハリー・デクスター・ホワイト、ヘンリー・モーゲンソーもユダヤ系であった。共産主義者にユダヤ系が多かったのである。
共産主義とユダヤ思想は似ているのである。マルクスもユダヤ人であった。
ロシア革命の主導者はスターリンを除き、ほとんどがユダヤ系であった。
戦前の支那を支配していたのは上海のユダヤ系サッスーン財閥であった。
現在の正統派歴史観では、ユダヤに関する歴史の事実を研究すること自体が反ユダヤ主義・ナチズムとされている。そして、ユダヤの研究をする人々は歴史修正主義者との烙印を押されている。正統派歴史観を信じているのは教科書の執筆者とメディア関係者である。
【質問】2017年は、変革の始まりの年と言えると思いますが、2018年は、国内・国外共に、どの様な年となるのでしょうか?
・この件については、次回放送で説明する。
【質問】米中にソッポを向かれた韓国が、性懲りもなく日本に助けを求めたら、日本は助けてしまいそうな嫌な予感がするのです。馬渕大使がおっしゃるように与党は韓国と距離を置こうとするのでしょうか?
・残念ながら、日韓議員連盟と韓日議員連盟の共同声明では、韓国を擁護するような内容であった。これまでのように韓国を擁護するようなことを続けていると韓国側の日本からの自立が遅れるだけである。本当の友好は、日本側が韓国を突き放し、対等関係ができてから生まれてくるものだ。
【質問】私は、安倍政権を支持しております。ひとつ不安なのは移民が増えていることです。このまま増え続けるのでしょうか?移民の制限はしないのでしょうか?
・低賃金では働きたくないと言う人がいるため、人手不足になっているのである。特に、介護分野では、介護報酬が安いため人手不足状態が続いている。介護報酬を上げないで、低賃金の外国人労働者で賄おうとすることがいけないのである。
オーストリアの連立合意に見られるように、ヨーロッパ各国の国民は移民に対して厳しい政策をとることを、要求するようになってきた。
ヨーロッパ、アメリカ、我国のメディアは左翼であり、一貫してグローバリズムを追及している。
トランプ大統領を冷遇した文在寅大統領は、今度は習近平国家主席から冷遇されるという破目になった。韓国の蝙蝠外交に愛想をつかれたのであろう。
イギリスのパーマストンのいう「国家には永遠の友も永遠の敵もいない。あるのは永遠の国益のみ」が外交の基本姿勢であるべきだ。
産経新聞に掲載された「朝鮮戦争は金日成の侵略戦争と中国義勇軍参戦に始まる米中代理戦争」という神谷不二氏、平松茂雄氏の見方は間違っている。
戦後、マッカーサは軍事的空白地域となった朝鮮半島を足がかりに、台湾の蒋介石を朝鮮戦争に参加させ、支那本土の毛沢東共産軍を壊滅しようと計画したが、それを止めたのはワシントンのトルーマン大統領であった。
アチソン国務長官が「南朝鮮は軍事境界線の防衛ラインの外」と宣言し、金日成の南朝鮮侵攻を誘導し、侵攻した後に、アメリカは国連軍を結成し反撃を開始したのである。
国連軍結成の議決に際し、金日成のバックにいたソ連は会議を欠席し実質的に賛成を容認した(拒否権を発動しなかった)。
つまり、米ソ両国の合意に基き、朝鮮戦争を起こさせ、北朝鮮及び中国本土の共産化政策を推し進めようとしていたのである。
第二次世界大戦後の米ソ対立構造に基く国際秩序がこのようにして確立されたのである。
国際紛争は、第三国が弱いほうを支持すると長引く(満州事変に関わる支那支持、第二次世界大戦の原因となったポーランド支持、エルサレムの地をめぐるパレスチナ支持が好例である)
今回トランプは中東和平に真剣に取り組む姿勢をしめした(イスラエル支持、テルアビブから西エルサレムに米大使館を移すとの発言)
2017年はグローバリズムとナショナリズムの熾烈な戦いが進行した年であったが、その決着はまだついていない。
今年、グローバリズムとナショナリズムの戦いが世界的規模で先鋭化したのは、アメリカにトランプ大統領が登場したからである。
トランプ登場以前のグローバリズムを推進してきたアメリカの国際干渉政策は、従前のアメリカの国力を弱くする意図をもって実施されていた。
アメリカファーストを打ち出し、国際干渉政策を止めようとしたのがトランプ大統領である。しかし、国内にいるグローバリストも影響も無視できないので、政策の1/2はグローバリズム政策を取り入れている。
「ヤドリギ」・・・花言葉は困難に打ち勝つ
、◆質疑応答コーナー
【質問】安倍首相が一帯一路に協力的な姿勢を表明しましたが、イマイチ賛成しかねます。裏に隠された本当の狙いがあるのでしょうか?
・外交上、正面切って一帯一路が無意味とは言えない。一部の企業は興味をもっているようだが、その企業は自分のリスクで参加すればいい。間違いなく失敗するだろう。中国が大風呂敷を広げたときは注意したほうが良い。
【質問】GHQのプレスコードに、「第三次世界大戦について言及してはいけない。」と有りますが、計画していると言うことですか。
・計画している勢力はある。
世界の指導勢力に属していたズビグネフ・カジミエシュ・ブレジンスキーは、自分の著書の中で「アメリカのソフトパワー(武力によらない力)を使って世界をグローバル化する最後の大統領はオバマーであり、それが出来なければ、次のチャンスはない」と宣言していた。次は、戦争によってグローバル化を進めるということ。
【質問】大東亜戦争を戦った軍の上層部は、日本を追い込んだのはユダヤ資本家だと知っていたのでしょうか?
・戦前発行されたユダヤ研究に関する本を調べた結果、陸軍関係者の一部の人はすでに知っていた。
ルーズベルトの側近だったハリー・ロイド・ホプキンスはユダヤ系共産主義者であった。ルーズベルト政権下の官僚だったバーナード・マネス・バルーク、ハリー・デクスター・ホワイト、ヘンリー・モーゲンソーもユダヤ系であった。共産主義者にユダヤ系が多かったのである。
共産主義とユダヤ思想は似ているのである。マルクスもユダヤ人であった。
ロシア革命の主導者はスターリンを除き、ほとんどがユダヤ系であった。
戦前の支那を支配していたのは上海のユダヤ系サッスーン財閥であった。
現在の正統派歴史観では、ユダヤに関する歴史の事実を研究すること自体が反ユダヤ主義・ナチズムとされている。そして、ユダヤの研究をする人々は歴史修正主義者との烙印を押されている。正統派歴史観を信じているのは教科書の執筆者とメディア関係者である。
【質問】2017年は、変革の始まりの年と言えると思いますが、2018年は、国内・国外共に、どの様な年となるのでしょうか?
・この件については、次回放送で説明する。
【質問】米中にソッポを向かれた韓国が、性懲りもなく日本に助けを求めたら、日本は助けてしまいそうな嫌な予感がするのです。馬渕大使がおっしゃるように与党は韓国と距離を置こうとするのでしょうか?
・残念ながら、日韓議員連盟と韓日議員連盟の共同声明では、韓国を擁護するような内容であった。これまでのように韓国を擁護するようなことを続けていると韓国側の日本からの自立が遅れるだけである。本当の友好は、日本側が韓国を突き放し、対等関係ができてから生まれてくるものだ。
【質問】私は、安倍政権を支持しております。ひとつ不安なのは移民が増えていることです。このまま増え続けるのでしょうか?移民の制限はしないのでしょうか?
・低賃金では働きたくないと言う人がいるため、人手不足になっているのである。特に、介護分野では、介護報酬が安いため人手不足状態が続いている。介護報酬を上げないで、低賃金の外国人労働者で賄おうとすることがいけないのである。
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