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Beautiful foolishness of things(美しくも愚かしいこと)

自分なりに思ったこと感じたことを書いています。(旧:地方民の思考回路)

インセルに関する雑感

2018-07-18 23:22:05 | 日記
最近ネットの記事で「インセル」という単語を知り興味を持ったのでそれに関する文章をいくつか読んだ。
学術的な定義があるのかはわからないが僕なりにまとめると
”非モテをこじられにこじらせて女性蔑視の思想(女は邪悪な生き物で男の人権を蹂躙している的な考え)を持つようになった男”
である。「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」何てマンガもあったがニュアンスはその言葉を超過激にした感じかと思う(私がモテないのは~の主人公は女性だけど)
でまあ近年はインセルがネットのコミュニティとかで女性蔑視の思想を増幅を極めて過激化し無差別の銃乱射事件などの悲惨な事件がアメリカで起きたりして近年注目されているという流れらしい。

「インセル」という真新しい単語に興味をもって色々調べてみたが内容としてかなりよくある話である。
社会的な挫折や不遇によって社会への反感を持ち犯罪を犯す話なんて過去にいくらでもあるし、ネットを通じて思想が過激化する話もここ数年で腐るほど聞いた話である。いかに日本が在日外国人に食い物にされているかを述べる2ちゃんまとめサイトなんて最たる例だろう。
ただ唯一真新しいのはいわゆる「非モテ」が社会問題として大きくピックアップされてることだろう。
いままでは「非モテ(で苦しむ)」という事象が社会問題を引き起こす要因として見られたことはなかった、無差別殺傷事件が起きて加害者のおかれていた状況が犯罪を引き起こした的な話になっても出てくるのは貧困や差別、孤立とかで「非モテ」が出てきたことはなかったと思う。(厳密には孤立の中に含まれていたが見向きもされたいなかったと見るべきか)
こうして「インセル」という真新しい言葉(言葉自体は数年前からあったらしいけど)を通じて「非モテ」が社会問題として認知されるかもしれない段階になったがこの問題解決策はあるのだろうか?正直今の僕には思い付かない、「非モテに冷たく接するのはやめよう!」とか啓発するのも変な話だし非モテがリア充に変わる(逆もある)こと踏まえれば人種差別などの問題と同列に論じるのも困難だし、国が非モテに彼女を分配するなんてのも無理なわけだ。
ただまあこうして非モテやインセルが問題視され始めたこと自体がひとつの進展とも言える。たとえば数十年前までは「過労死」や「セクハラ」は問題として全く認識されていなかったしその言葉事態なかった訳だ。過労死やセクハラという概念が生まれて徐々に社会問題として認識された結果今のように取り締まる法律ができた。
インセル問題も今回社会に認知されることで何かしらの解決策が将来出てくるかもしれないと僕は思っている(確証はないけど)

ライフサイクル

2018-07-15 21:02:11 | 日記

先日の西日本豪雨は筆者は直接の被害はなかったが、お世話になっている人の事務所が水没するなどに大きな被害が出てしまい、その対応でしばらくは大変だ。被害の現場も見てきたのだが大雨で根元から崩れたカーブミラーとかうず高く積み上げられた瓦礫の山には言葉を失うしかなかった。そして大雨が終わればこの猛暑でホント嫌になる。日本はいつからこんなに厳しい気候の国になってしまったのか・・。


最近知り合いでも結婚する人がちょこちょこ出始めている。数か月前に保育園に仕事で行った時に園児から「誰のお父さん?」と聞かれたりして子供がいてもおかしくない年齢になったんだなと思う。

筆者はそもそも交際相手もいないので結婚の見込みはゼロだが、まっとうな生き方をしている人この時期は交際相手がいて結婚も考え出すんだろう。数年前に「○○君なら絶対カノジョできるよ!」と言ってくれた高校の同期や、数か月前に「○○君の恋愛話聞きたい!」と笑顔で語ってくれた先輩氏もはきっとまっとうな生き方をしている人だ。(知らんけど)

ただ最近はライフスタイルの多様化で先に書いたような「まっとうな生き方」的な考えは昔ほど支配的ではなくなりつつあるわけで、筆者のような人間も生きやすい世の中になっているのかもしれない。しかし筆者の親は数年前に「男は結婚して家庭持って一人前」と語っていたので親から見れば筆者はまだまだ半人前の扱いだろう。やれやれ。


地価

2018-03-27 22:47:52 | 日記
県内のニュースを見ていたら地価の話題をやっていて、一番高いのは県庁所在地の中心部で県全体で見れば地価は下がってますよという毎度おなじみの内容だったが、その地価下落著しい地域として筆者が仕事で行くエリアが紹介されていた。

内容は商店街も寂れているし若者もいないし参った参った、というまとめだった。ホントそのとおりである。
ちょっと話題になったと思ったらこんな超ネガティブな内容でテンションが下がる。

この地域も数十年前は工場もあって栄えていたが工場が中国に移転して一気に寂れたらしい。「お金の切れ目は縁の切れ目」というが、もう少し広い視点でで見れば「工場の切れ目は地域の切れ目」だろう。

年度末

2018-03-25 23:16:22 | 日記
年度末に入り勤務先も異動の発表があったが筆者はナシ。少なくともこれから半年は今の場所で働くことになった。
筆者の職場の異動の頻度は不定期で10年20年同じ場所で働く人もいれば頻繁に変わる人もいるのだが、筆者と似た境遇の先輩が異動になったのを見ると筆者も数年のうちには異動があるんだろうと思っている。

本日は天気も良いので車を1時間ほど走らせて就職浪人(ブラック企業ー退職ー公務員試験のパターン)の友達に会いにいき、食事に行ったりして楽しかった。まあ、彼も来年にはどこかに転居しても全然おかしくないだろうな。
出会いというのは(その善し悪しに関係なく)偶然の賜物だなと思う。

雪とその影響

2018-02-12 18:37:14 | 日記
今年は全国的に大雪だがこの地域もやたら雪が降って困っている、去年より明らかに多い。
雪が降ると車に乗りにくい。路面が凍結すると高速道路も電車もたまに止まる。スタットレスタイヤを履いても滑る時は滑るのでとても怖い。仕事にも悪影響が出ていて今月の進捗はすこぶる悪い。まあ、豪雪地帯や東北の人に言わせればこの程度の雪でお前は何を言ってるんだというハナシだが、物事は相対的なものであって、慣れてなければ3cmの積雪でもしんどいものだ。雪が降って喜ぶのはJポップの歌詞くらいで、きっとあの歌詞は雪の降らない地域在住の人か、ウィンタースポーツ好きの人が書いたんだと思う。
僕はずっと温暖な地域に住んでいたので、わずか1ヶ月ほどの雪国生活だが既に参っている。雪の降らないところに住みたい。山陰出身の友達も「この時期は山陽に住みたい」とつぶやいていたので大なり小なり積雪地帯に住めば思うことなんだろう。
日本は太平洋側に都市が集中しているのは地政学とか歴史とか色々理由はあるが「雪が降らない」は大きなアドバンテージだ。仕事が雪で止まらないし、休日も気軽に外出できる。積雪地帯の方々が移住する理由には十分だと思う。東北の人口減少が著しいのはその理由もあるんじゃないだろうか、九州も四国も人口減少しているのでちょっと嘘っぽいけど。