今の時代
思いもしなかったことでしょう
私が子どもの時に何度となく読み
何度となく映画化、ドラマ化になり観た
壺井栄『二十四の瞳』を
今、またあらためて読んでみよう思う。
物語の根底に
普通の日常がどれだけ幸せであるかを
言っています。

二十四の瞳 映画村の分教場
二十四の瞳の冒頭部分より
百戸あまりの小さなその村は、入り江の海を湖のような形にみせる役をしている細長い岬の、そのとっぱなにあったので、対岸の町や村へゆくには小舟で渡ったり、うねうねとまがりながらつづく岬の山道をてくてく歩いたりせねばならない。交通がすごくふべんなので、小学校の先徒は四年までが村の分教場にゆき、五年になってはじめて、片道五キロの本村の小学校へかようのである。手作りのわらぞうりは一日できれ た。それがみんなはじまんであった。毎朝、新らしいぞうりをおろすのは、うれしかったにちがいない。』

花寿波(はなすわ)島 in 小豆島
道から手が届きそうな小さな小さな島
花と寿と波 なんて素敵な名前がついたのは
いつの頃から? 記憶にある昔は名前などなかった・・
✴︎料理教室生徒さん向け更新しました